TOPへ戻る
最終更新日:2008.7.28
アカネ科
 
Paederia(パエデリア)
ヤイトバナ属
パエデリア属
名称

ヘクソカズラ(屁糞葛)

ヤイトバナ(灸花)
サオトメバナ(早乙女花)
学名
Paederia scandens
Paederia foetida
名の由来
「ヘクソカズラ」は、葉を揉むと特有の臭気がするので。
「ヤイトバナ」は、花の中心部の色がお灸の跡に似ているから。
性状
多年草/冬季休眠/蔓性(巻きつき)
大きさ
葉長:4~10cm/花長:10mm/果径:0.6cm
形態
蔓で他物に巻きつきながら育つ。葉や茎、実などを傷つけると、悪臭が出る。葉は先の尖った楕円形~細長い卵形で、対生する。7~9月に、葉腋に集散花序をつける。花は釣鐘型で、筒部と花冠は白く先端で5裂し、中央部は紅色で長い毛が密生している。果実は核果で、光沢のある黄褐色の実をつけ、葉の落ちた後も長く蔓に残る。
原産地
日本(北海道~沖縄)、東アジア
生育
日当たりのよい土手、草地などに自生する。
利用
果実は花材、リースなどに利用される。果実は薬用として利用される。
ヘクソカズラ
東京都新宿区、路上
2007.11.14
ヘクソカズラ
東京都新宿区、路上
2007.8.13
ヘクソカズラ
東京都新宿区、戸山公園
2007.11.4
ヘクソカズラ
東京都新宿区、企業施設
2007.8.14
ヘクソカズラ
東京都新宿区、企業施設
2007.8.14
ヘクソカズラ
果実
東京都新宿区、戸山公園
2007.11.4

品種

名称

浜早乙女蔓(はまさおとめかずら)

学名
Paederia scandens var. maritima
特徴
海岸型で、葉が厚ぼったい。ツヤがあるが、触ると細かい毛に覆われている。
ヘクソカズラ
千葉県千葉市、海岸近くの緑地帯
2008.7.26
NOTE
TOPへ戻る