TOPへ戻る
最終更新日:2017.5.17
イネ科
 
Miscanthus(ミスカントゥス)
ススキ属
ミスカントゥス属
名称

ススキ(薄)

オバナ(尾花)
カヤ(萱、茅)
英名
Eulalia
学名
Miscanthus sinensis
名の由来
「ススキ」は、“すくすくとのびる木”という意味から名付けられたとする説や、神楽に用いる鳴り物用の木“スズの木”を意味しているといった説など、諸説ある。
「カヤ」は、「ススキ」の他、「ヨシ」「チガヤ」「カルカヤ」「スゲ」など、屋根を葺く丈の高い草の総称でもある。
性状
多年草/冬季休眠
大きさ
高さ:1~2m/葉長:50~80cm/葉幅:6~22cm/花序長:20~30cm
形態
地下には短い地下茎があり、茎は根元から多数集まって出る。葉は扁平で細長く、 茎の節にそれぞれ互生してつき、先端は垂れ下がる。葉の中央にはよく目立つ白い脈があり、裏面はやや粉白し、 縁にはざらざらした固い鋸歯がある。8~10月頃、茎頂から十数本一束からなる花穂枝を出す。種子は穎果で、毛があり、風によって散布される。
品種
葉の細いものや斑入りの品種がある。
原産地
日本(北海道~沖縄)、朝鮮、中国、台湾、マレーシア
生育
全国の日当たりの良い山野、平地の道端や広場、丘陵地の草原に生育する。
利用
鉢植え、花材。茅葺き屋根の材料、飼料、堆肥などに利用されてきた。
ススキ
東京都文京区、小石川植物園
2005.10.12
ススキ
東京都文京区、小石川植物園
2005.10.12
ススキ
千葉県千葉市、空き地
2006.12.5
ススキ
東京都文京区、小石川植物園
2007.10.6
ススキ
東京都文京区、小石川植物園
2007.10.6
ススキ
果実
千葉県習志野市、空き地
2007.11.17

品種

名称

糸薄(いとすすき)

学名
Miscanthus sinensis f. gracillimus
特徴
葉が細く、小型。
タカノハススキ
東京都新宿区、住宅
2007.9.19
名称

縞薄(しますすき)

学名
Miscanthus sinensis f. variegatus
特徴
葉に縦に白い縞が入る。
シマススキ
千葉県千葉市、三陽メディアフラワーミュージアム
2013.6.9
シマススキ
千葉県八千代市、京成バラ園
2016.7.11
シマススキ
千葉県八千代市、京成バラ園
2016.10.24
シマススキ
千葉県千葉市、三陽メディアフラワーミュージアム
2013.6.9
シマススキ
東京都新宿区、住宅
2007.10.4
名称

鷹の羽薄(たかのはすすき)

学名
Miscanthus sinensis f. zebrinus
特徴
葉に横に白い斑が入る。
タカノハススキ
千葉県習志野市、宅地
2007.9.1
タカノハススキ
千葉県習志野市、住宅
2014.7.5
NOTE
TOPへ戻る