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最終更新日:2017.6.1
ウコギ科
 
Dendropanax(デンドロパナクス)
カクレミノ属
デンドロパナクス属
名称

カクレミノ(隠蓑)

学名
Dendropanax trifidus
Textoria trifida
名の由来
「カクレミノ」は、天狗の宝物の“隠れ蓑”に葉の形が似ているので。
性状
小高木~高木/常緑
大きさ
高さ:7~12m/葉長:5~14cm/花序径:4cm/花径:4~5mm/果長:1~1.2cm/種長:6mm
形態
幹は直立、枝分かれする。葉は厚い革質で、互生し、枝先に集中する。葉の形は変異が大きく、若木では3~5裂するが、成木では全縁の楕円形の葉となる。7~8月に、枝先に花枝を伸ばし、淡緑色の花が球状に集まった散形花序を形成する。果実は、液果状で、先端に雌しべの花柱が残り、冬に黒紫色に熟す。
品種
黄白色の斑が入る品種がある。
原産地
日本(関東~沖縄)、朝鮮南部、台湾
生育
温暖な地域の二次林や常緑広葉樹林の林床に生育する。日陰にもよく耐えて生育する。
利用
庭木、庭園樹、公園樹、盆栽。材は器具材、薪炭材に使われる。
カクレミノ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.3.29
カクレミノ
千葉県千葉市、公園
2016.4.22
カクレミノ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.7.7
カクレミノ
千葉県習志野市、香澄公園
2005.9.18
カクレミノ
千葉県千葉市、公園
2016.11.20
カクレミノ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.3.29
カクレミノ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.4.18
カクレミノ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.7.7
カクレミノ
花と果実(未熟)
千葉県習志野市、住宅
2007.9.22
カクレミノ
果実
千葉県習志野市、住宅
2006.1.4
NOTE
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