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最終更新日:2007.3.25
カヤツリグサ科
 
Carex(カレクス)
スゲ属
カレックス属
カレクス属
名称

カンスゲ(寒菅)

英名
Japanese sedge
学名
Carex morrowii
名の由来
「カンスゲ」は、常緑で冬でも葉が枯れないところから。
性状
多年草/常緑/雌雄異花
大きさ
高さ:30cm/葉幅:4~7mm
形態
細くてやや厚みのある固い根生葉が叢生する。葉の縁には細かいギザギザがある。葉の根元は黒紫色で、根元から匍匐茎を出す。4月頃、多数の花茎を出す。先端には褐色で細長い紡錘形の雄小穂が、それより下の花茎からは数個の雌小穂がつく。
原産地
日本(福島県以南の本州太平洋側、四国、九州)
生育
樹林下、林縁に自生する。強健で栽培容易。
利用
園芸、造園、観葉。葉は、古くは菅笠や蓑などに用いられた。
カンスゲ
東京都調布市、神代植物公園
2007.3.24
NOTE
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