クンショウギク属

「クンショウギク」は、整った花の形と、蛇の目のような色合いから。

原種は「ジャノメクンショウギク（蛇の目勲章菊）　G. rigens」や「ハネバクンショウギク（羽葉勲章菊）　G. pinnata」など、40種程が知られている。種間交雑の園芸品種が多く作出されており、種の特定は難しい。

多年草／常緑／匍匐性

高さ：15～30cm／葉長：15～20cm／頭状花径：6～8cm

地下茎から新しい茎を出してカーペット状に広がる。根生葉を叢生する。葉はへら形や切れ込みのあるへら形。5～10月頃、花柄を伸ばして頭状花を咲かせる。舌状花は黄橙色で、基部は黒褐色。花は日中だけ開いて夜や曇天では閉じる開閉運動を繰り返す。

「花色は黄色、オレンジ色、白色、ピンク色や複色など。葉は切れ込みのあるものやないもの、斑入り葉、シルバーリーフの品種などが豊富にある。

南アフリカ

日当たりと水はけ良く。高温多湿に弱い。耐寒温度は－3℃程度。繁殖は挿し芽、種蒔き、株分けなど。

花壇植え、鉢植え。