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最終更新日:2016.4.18
キク科
 
Sonchus(ソンクス)
ノゲシ属
ソンクス属
名称

ノゲシ(野芥子)

ハルノノゲシ(春の野芥子)
英名
Sow thistle
学名
Sonchus oleraceus
名の由来
「ノゲシ」「ハルノノゲシ」は、葉が芥子に似ているため。分類上はケシ科とは関係無い。
性状
一年草(秋~翌初夏の越年性)/ロゼット状で越冬
大きさ
高さ:50〜150cm/(茎生葉)葉身長:6〜30cm/(茎生葉)葉幅:2〜10cm/頭状花径:20〜25mm/総苞長:10~13mm/種子長:2.5〜3.5mm
形態
秋に芽生えてロゼット状で越冬し、翌年の春~夏に茎を立ち上げる。葉や茎の色は緑色〜赤紫色。茎は中空で、切ると白い乳液が出る。根生葉はへら形で、羽状に深く切れ込み、鋭い鋸歯がある。茎生葉は羽状に深く切れ込み、不規則な鋭い鋸歯があり、互生する。葉の基部は矢尻状で、茎を抱きつつ、先端が後方へ突き出ることが多い。葉は柔らかく、棘状の鋸歯は硬くなく、触っても痛くない。春〜夏を中心にほぼ周年、花を咲かせる。頭状花は黄色い舌状花のみで、筒状花は無い。果実は狭倒卵形の痩果で、白い冠毛があり、褐色に熟し、縦溝と微細な横皺がある。
類似
「オニノゲシ S. asper」は棘が多く、葉の基部が茎を抱き、丸くまくれ上がる。痩果に横シワがない。
品種
舌状花が白〜クリーム色の「ウスジロノゲシ S. oleraceus f. lilacina」がある。
「ノゲシ」と「オニノゲシ」の交雑種、「アイノゲシ S. oleaceo-asper」がある。
原産地
ヨーロッパ、西アジア
生育
史前帰化植物で、日本全土に帰化。道端、空き地などに自生する。
利用
若芽は山菜のように食用できる。
ノゲシ
千葉県習志野市、緑地
2016.3.16
ノゲシ
東京都江東区、夢の島公園
2016.2.17
ノゲシ
東京都江東区、夢の島公園
2016.2.17
ノゲシ
東京都江東区、夢の島公園
2016.2.17
ノゲシ
千葉県習志野市、緑地
2016.3.16
ノゲシ
千葉県千葉市、公園
2016.2.19
ノゲシ
東京都江東区、夢の島公園
2016.2.17
ノゲシ
千葉県千葉市、公園
2016.2.19
ノゲシ
千葉県千葉市、公園
2016.2.19
ノゲシ
千葉県習志野市、緑地
2016.3.16
ノゲシ
千葉県千葉市、公園
2016.2.19
ノゲシ
果実
千葉県習志野市、緑地
2016.3.16
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