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最終更新日:2014.12.1
キジカクシ科
 
Ruscus(ルスクス)
ナギイカダ属
ルスカス属
ルスクス属
名称

ナギイカダ(梛筏)

ルスカス・アクレアツス
英名
butcher’s broom
学名
Ruscus aculeatus
名の由来
「ナギイカダ」は、葉が「ナギ」に似ており、「ハナイカダ」のように葉の中央部に花が咲くことから。
butcher’s broom」は、枝が束ねられ、箒として肉屋によって使用されたことから。
性状
低木/常緑/雌雄異株
大きさ
高さ:0.3~0.6m/葉状枝長:1.5~3.5cm/花径:2~4mm/果長:5~7mm
形態
株元から多くの枝を立てて叢生する。葉のように見えるのは、枝が変化して出来た葉状枝で、厚く丈夫で、先端が鋭く尖っている。本物の葉は、小さな鱗片状に退化し、葉状枝の付け根にある。1~4月に、葉状枝の中央部に花をつけ、果実は液果で、8~3月に赤く熟す。
品種
園芸品種がある。
原産地
地中海沿岸
生育
日陰を好む。乾燥に強く、比較的低温にも強い。成長は遅い。繁殖は、株分け。
利用
庭木、切花。棘があるので、生け垣や耕作地の境界など防柵用に植栽される。ヨーロッパでは、根は、薬用として用いられる。
ナギイカダ
東京都新宿区、学校
2006.5.30
ナギイカダ
葉と果実
東京都新宿区、学校
2006.5.30
ナギイカダ
東京都文京区、小石川植物園
2005.11.6
ナギイカダ
果実
東京都文京区、小石川植物園
2005.11.6

品種

名称

クリスマスベリー‘Christmas Berry’

特徴
コンパクトで、葉がごく小さく、実がよくできる。雌雄同株。
ナギイカダ ‘クリスマスベリー’
千葉県習志野市、自宅
2013.12.8
ナギイカダ ‘クリスマスベリー’
千葉県習志野市、自宅
2013.12.8
NOTE
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