キョウチクトウ科 |
テイカカズラ属
トラケロスペルムム属 |
名称 | テイカカズラ(定家葛) |
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学名 | Trachelospermum asiaticum |
名の由来 | 「テイカカズラ」は、歌人の藤原定家にちなむ。 |
性状 | 木本/常緑/蔓性(吸着根) |
大きさ | 葉長:30~40cm/花径:15~25mm/果長:150~250mm |
形態 | 茎の途中から吸着根を出し、木や岩壁に這い登る。葉は厚くて光沢があり、先が尖った楕円形~長楕円形で全縁、対生する。生育状態によって葉の形や大きさに変異があり、地際では小さな葉をつけるが、樹木などに登って十分に光が当たるようになると大きく幅広の葉になる。冬季、寒さに当たると紅葉するものもある。3~6月頃、蔓の先端部や上部の葉腋に集散花序を作り、白い芳香のある花を咲かせる。花は漏斗形で先端が5裂し、先端はプロペラ状にねじれ、最初は純白でだんだん黄色くなる。果実は長い莢状の袋果で、冬に莢がはじけて、毛の生えた種子が風に乗って飛ぶ。 |
品種 | 古くから園芸品種の改良がされてきた。細葉、黄金葉、斑入り葉など多くの品種がある。多花性のものや、花色がピンク色のものもある。 |
原産地 | 日本、朝鮮半島 |
生育 | 性質は丈夫。日陰でもよく育つが、花着きは悪くなる。繁殖は挿し木。 |
利用 | 庭植え、鉢植え、壁面緑化。 |
特徴 | 葉は明緑色で、多花性。 |
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特徴 | 葉は、先端がやや鈍頭の披針形で、葉色は濃緑色で葉脈が白っぽい。花は咲かない(たぶん)。 |
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名称 | 初雪蔓(はつゆきかずら) ‘Hatuyukikazura’ |
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特徴 | 新しく出た葉が白になり、点状の斑が入る。初期に出回ったもの。 |
名称 | 初雪蔓(はつゆきかずら) ‘Hatuyukikazura’ |
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特徴 | 新しく出た葉がピンクになり、点状の斑が入る。上記と同名だが、次第にピンクが濃いものが流通している。 |