TOPへ戻る
最終更新日:2019.3.1
ツゲ科
 
Buxus(ブクスス)
ツゲ属
ブクスス属
名称

セイヨウツゲ(西洋黄楊、西洋柘植)

英名
Common boxwood, Common box, European box
学名
Buxus sempervirens
名の由来
「Boxwood」は、材で小箱を作ったことから。
性状
低木~小高木/常緑/雌雄異花
大きさ
高さ:1~8m/葉身長:2~3cm/葉柄長:1~3mm/花序径:8〜10mm/果径:1cm
形態
よく分枝し、幹はまっすぐに立たない。小枝には稜がある。葉は光沢がある革質で、明るい緑色で、長卵形で、全縁で、縁は内側にやや巻き込み、短い葉柄があり、対生する。葉柄と葉裏の主脈上には細毛がある。3~4月頃、枝先の葉腋に花序を作る。花序の中央には雌花が1個、その周囲を数個の雄花が取り囲む。花は花弁がなく、雌花は柱頭が3個突き出た黄緑色。雄花は退化した小さな雌しべの周囲に4本の白い雄しべがある。果実は蒴果で、先端に3本の角状の花柱が残る卵形。晩夏に熟し、3裂開し、光沢ある黒色の種子6個が出る。冬季、葉は寒さで茶橙色に紅葉し、春には緑色に戻る。
品種
園芸品種がある。
原産地
ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア
利用
庭木、公園樹、トピアリー。
TOPへ戻る