名称 | イジュ(伊集)ヒメツバキ(姫椿) |
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学名 | Schima wallichii
Schima superba
Schima noronhae
Schima liukiuensis |
性状 | 高木/常緑 |
大きさ | 高さ:10~20m/葉身長:10~13cm/葉柄長:10~20mm/花径:45~55mm/果径:1.5〜2cm |
形態 | 樹皮は暗褐色で大きな皮目がある。葉は先が尖った楕円形〜卵形で、表面に鈍い光沢がある薄い革質で、暗緑色で、細かい鋸歯があり、互生する。3~5月頃、枝先の葉腋に花を咲かせる。花弁は広卵形で、椀形に丸まっており、5〜6個。花は平開し、雄しべは基部で合着し、葯は濃黄色。果実は扁球形の蒴果で、翌秋に熟すと木質の果皮が5裂して、種子を出す。種子は扁平で翼を持つ。 |
品種 | 地域ごとに変異が多く、別種として分類されることもある。 |
原産地 | 日本(奄美大島、沖縄、小笠原)、台湾、東南アジア |
生育 | 山地の明るい林内や林縁に自生する。 |
利用 | 材は建築、家具、器具などに用いられる。樹皮にはタンニンが含まれ、染料や魚毒に利用される。 |