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最終更新日:2009.5.21
名称

バラ<園芸品種>→ 品種一覧(作出年順)

学名
Rosa cvs.
解説
通常大きく「オールドローズ」と「モダンローズ」の系統に別けられる。その他、樹形による分類や目的による分類などがある。分類には明確な定義はなく、複数の系統に重複することもある。樹形や花形なども、人によって解釈がさまざま。
名称

オールドローズ

英名
Old garden rose
名の由来
「モダンローズ」が作られる以前に栽培されていた系統。また、それ以降に作られた原種交雑種の系統も含まれる。一季咲きで、優雅な花形と鮮烈な香りを放つ品種が多い。
デュシェス・ド・モンテベロ
Gallica rose
ロサ・ガリカ」を祖にした系統。ブッシュタイプ(木立性)、シュラブタイプ(半蔓性)。春一季咲き。花色は主に紫や濃桃色。花形は一重から八重(多弁)まで様々。棘は少なく、枝にも強い香りがある。ヨーロッパで最も古くから栽培され、濃紅色の花色の先祖と考えられている。
イスパハン
Damask rose
「ロサ・ダマスケナ」を祖にした系統。ブッシュタイプ(木立性)。春一季咲きが多い。花色はピンク系。ダマスク香と呼ばれる濃厚な甘い香りがあり、香料の原料となる。
アルバ・セミプレナ
Alba rose
「ロサ・アルバ」を祖にした系統。ブッシュタイプ(木立性)、シュラブタイプ(半蔓性)。春一季咲き。花色は白~淡ピンク。葉は灰緑色。甘い香り。強健で、耐陰性がある。
ポール・リコー
「キャベッジ・ローズ」とも呼ばれる多弁花。半蔓性。春一季咲き。花色はピンク主体。甘い香りがある。棘が多い。「ハイブリッド・パーペチュアル系」の交配親のひとつとなる。
ジェームズ・ミッチェル
Moss rose
「ケンティフォーリア系」の突然変異でできた系統。萼と子房に苔のような繊毛が生える。木立性、半蔓性。春一季咲き。
フンショウロウ
China rose
中国原産の「コウシンバラ」を祖にした系統。小型で枝が繊細。四季咲き。少しうなだれたように咲く。品種が多く花色は様々。香りは強い。
ファイアーグロウ
Polyantha rose
日本原産の「ノイバラ(ロサ・ムルティフローラ)」と「チャイナ系」が交配されて作り出された。四季咲き、小~中輪房咲き。
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ポートランド系
Portland rose
ブッシュタイプ(木立性)、シュラブタイプ(半蔓性)で小型。四季咲き。ダマスク香を持つ。
ラ・レーヌ・ヴィクトリア
Bourbon rose
シュラブタイプ(半蔓性)、クライミングタイプ(蔓性)。四季咲き。大輪、カップ咲きで多花性。芳香は強い。「ハイブリッド・パーペチュアル系」の交配親のひとつとなる。
オルヌマン・デ・ボスケ
Noisette rose
コウシンバラ」の品種「‘オールドブラッシュ Old Blush’」と「ロサ・モスカータ」の交配からの品種。シュラブタイプ(半蔓性)、クライミングタイプ(蔓性)。四季咲き性、遅咲きで長期間咲く。小輪。房咲きが多い。花色は白やピンクが大半。独特のすっきりした芳香がある。
ママン・コシェ
Tea rose
コウシンバラ」と「ロサ・ギガンティア」の自然交雑種と考えられる「ロサ・オドラータ」を発祥とする系統。「ハイブリッド・ティー系」の交配親の一つ。小型。四季咲き。花色は多様。棘が少なく、紅茶の香りを持つ。
マルグリットヒリング
原種交雑種のハイブリッド・スピーシーズ系(Hybrid species)。「ロサ・モエシー」を祖にした原種交雑種。
ピエレッテ
原種交雑種のハイブリッド・スピーシーズ系(Hybrid species)。「ハマナシ(ロサ・ルゴサ)」を祖にした系統。返り咲く性質がある。枝には棘が密生し、葉はシワがある。非常に強健な系統で、耐寒性がある。
ソレイユ・ドール
原種交雑種のハイブリッド・スピーシーズ系(Hybrid species)。西アジアに自生する黄色い花の「ロサ・フェティダ」を祖にした原種交雑種。
マダム・アルフレッド・ドゥ・ルージュモン
「オールドローズ」から「モダンローズ」に移行する最終段階の系統。「ハイブリッド・ティー系」の交配親の一つ。四季咲き。多くは半蔓性だが性質は多種多様。
名称

モダンローズ

英名
Modern rose
名の由来
「ハイブリッド・ティー系」の「ラ・フランス」以降に作出された系統。現在一般的に見られるもので、主として四季咲き性で、華やかで洗練された花形と色彩が特徴。
パパメイアン
木立性、大輪、四季咲き。一枝に大輪の1つの花をつける。品種数が多く、色も香りも豊富。
ザンブラ’93
Floribunda rose
木立性、中輪、房咲き、四季咲き。樹形はやや横張りが多い。花形、色は多種多様で、蕾から咲き進むにつれて色が変わる変化色もある。
プロスペリティ
「ムスクローズ Rosa moschata」 に似ているが、「ノイバラ」と「ノワゼット系」が先祖の系統。シュラブタイプ(半蔓性)で、放射状に枝を伸ばす。中輪の花が房咲きになり、繰り返し咲きが多い。花色は豊富。ムスクローズ系の甘い芳香がある。
グラハム・トーマス
Antiquated rose
「イングリッシュローズ」に代表されるグループ。「オールドローズ」の花形、芳香、全体的形質と、「ハイブリッド・ティー系」や「フロリバンダ系」の多彩な色と四季咲きの性質を併せ持つ。半蔓性、蔓性。
名称

樹形や目的による分類

名の由来
樹形分類なので「オールドローズ」と「モダンローズ」の両者があるが、ここでは「モダンローズ」のみの扱いとする。
スパニッシュ・ビューティ
Climbing rose
クライミングタイプ(蔓性)。丈夫でよく伸びる。以下の3系統に分けられる。
「ランブラー系」:小中輪の多花性で一季咲きが多い。「テリハノイバラ」を祖にしたものが多い。枝が細く、垂らしても伸ばしても花つきが良い。
「大輪系」:中~大輪で四季咲き。幹や枝が2m以上に伸びる。
「枝変わり系」:各種「モダンローズ」から突然変異の枝変りでできた系統。枝が太く、垂らすと花がつきにくい。
リモンチェッロ
Shrub rose
シュラブタイプ(半蔓性)。樹高は1~2m前後で、総じて枝が細めで奔放に伸びる。「モダン・ローズ」に各種野性バラを交配したものなど。
のぞみ
Ground cover rose
シュラブタイプ(半蔓性)、クライミングタイプ(蔓性)で枝が横に伸び、地面を覆うように匍匐する。ほとんどが四季咲き。小さい葉を持つ。小輪房咲き。
ピーチ・メイアンディナ
Miniature rose
矮性。ブッシュタイプ(木立性)、シュラブタイプ(半蔓性)、クライミングタイプ(蔓性)。小輪、四季咲き。房咲きもある。
ラベンダードリーム
公園や道路などの景観を作るのに適した品種群。花つきが良く、根元の方からも咲く。強健で、耐病性があり、刈り込みがきき、手がかからない。
NOTE
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