名称 | ネギ(葱) |
---|---|
英名 | Welsh onion |
学名 | Allium fistulosum |
性状 | 多年草/球根(鱗茎) |
大きさ | 高さ:30~80cm/花序径:20~50mm |
形態 | 鱗茎は少し肥大する。葉は先端が尖った中空の筒状で、地際から叢生する。茎の下部は莢状に重なり合う。5~6月頃、茎頂に“葱坊主”と呼ばれる球状花序を作り、小さな白緑色の花を密集して咲かせる。花序は開花するまでの間、薄い苞に包まれている。花後、三角形で黒い種子ができる。 |
品種 | 様々な品種が栽培されている。関東、東北地方では、主に葉鞘の白い部分を食用とする「根深ネギ(千住ネギ、下仁田ネギ)」が、関西地方以西では、緑色の部分を食べる「葉ネギ(九条ネギ、岩槻ネギ)」が、中部地方では中間的な「越津ネギ」が栽培される。 |
原産地 | 中国西部 |
生育 | 日当たりと排水良く。肥沃な土壌を好む。種蒔きは9月頃。連作を嫌う。多年草だが、栽培上は越年性の一年草として扱う。 |
利用 | 根茎や葉が食用、薬味用に利用される。 |
名称 | 櫓葱(やぐらねぎ)三階葱(さんがいねぎ) |
---|---|
学名 | Allium fistulosum var. viviparum |
特徴 | “葱坊主”の代わりに珠芽(しゅが)ができ、そこから新芽が伸びる。さらに新芽の先にも珠芽ができる。 |