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最終更新日:2021.10.15
ヒガンバナ科
 
Allium(アリウム)
ネギ属
アリウム属
名称

アリウム・シュベルティー

オオハナビニラ(大花火韮)
英名
Tumbleweed onion, Persian onion
学名
Allium schubertii
名の由来
Tumbleweed onion」は、乾燥した花序が風で転がって種子を散布するため。
性状
多年草/夏季〜冬季休眠/球根(鱗茎)
大きさ
高さ:30〜60cm/葉身長:30~40cm/花序径:22~30cm/花径:1.5〜2cm
形態
地下部に鱗茎ができる。春に萌芽、地際から広披針形の葉を放射状に出す。5~6月頃、花茎を立ち上げ、茎頂に袋状の総苞で包まれた花序ができ、総苞が開いて花を咲かせる。花柄の長短が著しく違うため、花序は球形だが花火のような形になる。花被片はくすんだ薄赤紫色で、披針形で、6枚が平開する。果実は蒴果で、成熟すると花序ごと落ち、地面を転がって種子を散布する。花が咲く頃には葉はやや黄色く枯れはじめている。花後、休眠に入り、地上部は枯れる。
原産地
イスラエル、パレスチナ、シリア、レバノン、トルコ、リビア
生育
日当たり水はけ良く。休眠期の夏は断水。地植えは球根を掘り起こした方が無難。秋に植え付け。ある程度寒さに当たらないと開花しないことがある。
利用
庭植え、鉢植え、ドライフラワー。
アリウム・シュベルティー
千葉県流山市、住宅
2019.5.13
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