TOPへ戻る
最終更新日:2008.2.13
ヒガンバナ科
 
Narcissus(ナルキッスス)
スイセン属
ナルキッスス属
名称

スイセン<園芸品種>

学名
Narcissus cvs.
解説
園芸品種が数多く作出されており、英国王立園芸協会 RHSで、花被片と副花冠の形状、花のつき方により、以下の12区分に分類されるように決められた。
スイセン
Division 1 / Trumpet daffodil cultivars
1茎に1花が咲き、副花冠の長さが花被片と同じか、あるいは花被片よりも長いもの。
スイセン
Division 2 / Large‐cupped daffodil cultivars
1茎に1花が咲き、副花冠の長さが花被片の1/3以上で、花被片よりは短いもの。
スイセン
Division 3 / Small‐cupped daffodil cultivars
1茎に1花が咲き、副花冠の長さが花被片の1/3以下のもの。
スイセン‘フォンシオン’
Division 4 / Double daffodil cultivars
1茎に1花、または房咲きで、副花冠や雌しべ、雄しべが花弁化して八重咲になったもの。
スイセン‘タリア’
Division 5 / Triandrus daffodil cultivars
原種「トリアンドルス N. triandrus」の特徴を持つ。
1茎に2個かそれ以上の花が下向きに咲き、花被片が反り返る。
スイセン ‘ジェットファイヤー’
原種「シクラミネウス N. cyclamineus」の特徴を持つ。
1茎に1花が急角度で下向きに咲き、「シクラメン」のように花被片が大きく反り返り反転する。 副花冠は細長い円筒状。
スイセン 'ベビームーン'
Division 7 / Jonquilla and Apodanthus daffodil cultivars
原種「ジョンキラ N. jonquilla」あるいは「アポダンサス N. apodanthus」の特徴をもつ。
1茎に1~5の花をつける。葉は幅が狭く、濃緑色。花被片は平開するか、反り返る。副花冠はカップ状か煙突状か朝顔状であるが、たいてい長くなるよりも広がる。強い芳香がある。
スイセン ‘グランドソレドール’
Division 8 / Tazetta daffodil cultivars
原種「タゼッタ N. tazetta」の特徴をもつ。なお、「ニホンズイセン」は「タゼッタ」の変種。
1茎に3~50の花をつける。葉は若干厚みがあり扁平で細長く、ツヤ消しのような表面をしている。花被片は平開し、花には芳香がある。
no image
Division 9 / Poeticus daffodil cultivars
原種「ポエティクス N. poeticus」の特徴をもつ。
1茎に1花が咲き、花被片は純白。副花冠は円盤状で、中央部は緑か黄色でひだがあり、縁が紅色。芳香がある。中央部は緑か黄色で、縁は赤。芳香がある。
スイセン‘ゴールデンベル’
原種「バルボコディウム N. bulbocodium」の特徴をもつ。
たいてい1茎に1花で、花弁は副花冠に比べると非常に小さい。
スイセン
Division 11 / Split corona daffodil cultivars
副花冠(コロナ)が大きく発達し、1/3以上が断裂する品種。
スイセン‘テタテート’
Division 12 / Other daffodil cultivars
どの分類にも当てはまらないもの。
TOPへ戻る