ヒノキ科 |
コノテガシワ属
プラティクラドゥス属 |
名称 | コノテガシワ(児の手柏) |
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英名 | Oriental arborvitae, Oriental thuja |
学名 | Platycladus orientalis
Biota orientalis
Thuja orientalis |
名の由来 | 「コノテガシワ」は、普及する「コノテガシワ ‘センジュ’」からの連想で、平たい枝が縦に並ぶところが、子供が手を上げる様子に似ていることから。 |
性状 | 高木/常緑/雌雄異花 |
大きさ | 高さ:10~20m/雌花径:3~4mm/雄花長:3~4mm/果径:2cm |
形態 | 幹は直立し、樹形は円錐形になる。樹皮は赤褐色で縦に長く裂ける。葉のついた枝は平面的。葉はくすんだ緑色で、鱗片状で先端がやや尖り、表裏の区別は無い。雌雄異花で、2~3月頃、枝先に雌花と雄花をそれぞれ単生する。雄花はほぼ球形で薄黄褐色、雌花は鱗片状で淡紫を帯びた薄茶色の葉の塊のよう。果実は4本の角が出た球形~長球形の球果で、若いうちは灰緑色で、10~11月頃に熟すと割れて褐色の内側が露出し、4個の種子が出る。 |
品種 | 一般に普及するのは「‘センジュ(千手)’」。その他、さまざまな園芸品種がある。 |
原産地 | 中国、朝鮮 |
生育 | 強健で栽培容易。耐暑性が強い。根張りが浅く、倒伏しやすい。 |
利用 | 庭木、公園樹、生垣、街路樹。葉や果実が薬用に利用される。 |
名称 | コノテガシワ(児の手柏)‘センジュ(千手)’ |
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学名 | Platycladus orientalis ‘Compacta’ |
名の由来 | 「Compacta」は、ラテン語で“堅く締まった、密集した”という意。 |
解説 | 樹高は5〜8m程度。株元から叢生し、卵型の樹形になる。枝や葉は密生し、平面的な枝が縦に規則正しく並ぶ。葉色は、鮮緑色で、冬は赤茶色になる。 |
名称 | コノテガシワ(児の手柏)‘エレガンティッシマ’ |
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学名 | Platycladus orientalis ‘Elegantissima’ |
解説 | 樹高は5m程度。樹形は狭円錐形。枝や葉は密生し、平面的な枝が縦に規則正しく並ぶ。葉色は、新芽は黄金色で、夏は緑色、冬は赤茶色になる。寒さに弱い。 |
名称 | コノテガシワ(児の手柏)‘ローズダリス’ |
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学名 | Platycladus orientalis ‘Rosedalis’ |
解説 | 樹高は2m程度。樹形は卵形。葉は柔らかい針葉で、葉色は、新芽は黄緑色で、夏は灰色がかった緑色、冬は青味がかったピンクグレーになる。日陰や積雪に弱い。 |