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最終更新日:2022.2.15
ビャクブ科
 
Stemona(ステモナ)
ビャクブ属
ステモナ属
名称

ビャクブ(百部)

リキュウソウ(利休草)
ツルビャクブ(蔓百部)
学名
Stemona japonica
Stemona ovata
名の由来
「ツルビャクブ」は、蔓性なので。同属に、茎が直立する「タチビャクブ(立百部) Stemona sessilifolia」がある。
japonica」は、“日本の”の意。しかし、原産は中国で、江戸時代に薬草として日本に渡来。
性状
多年草/冬季休眠/根茎/蔓性(巻きヒゲ)
大きさ
高さ:0.6~0.9m/葉身長:4.5~6cm/花径:10mm/果径:8mm
形態
根は根茎で、紡錘型。茎は立ち上がり、上部が蔓状に伸びて他物にからみつきながら成長する。葉は明緑色で、先端が尾状に尖った長卵形で、平行する5葉脈が目立ち、対生や3~4枚ずつ輪生する。5~9月頃、葉腋に淡緑色で中心部が紫褐色の4弁花を1~2個咲かせる。花柄と葉柄が合着しているので、葉の上で花が咲いているように見える。雄しべは4個で紫褐色。果実は先がやや尖った長球形の蒴果で、熟すと2つに割れ、中から褐色の種子が出る。
原産地
中国(浙江省、江蘇省、安徽省)
生育
水はけ良く、半日陰で栽培する。繁殖は実生、または株分け。あまり分枝しないので、適宜切り戻しをする。耐寒温度は5℃程度。
利用
花材。根茎は肥大し、シラミやノミなどの殺虫駆除に利用される。有毒。
ビャクブ
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2021.4.18
ビャクブ
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2020.6.24
ビャクブ
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2020.7.18
ビャクブ
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2020.7.18
ビャクブ
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2020.9.8
ビャクブ
蔓は上から見て反時計回り
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2020.9.1
ビャクブ
葉が対生
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2020.7.29
ビャクブ
葉が3輪生
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2021.5.20
ビャクブ
葉が4輪生
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2021.5.20
ビャクブ
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2020.9.8
ビャクブ
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2020.7.29
ビャクブ
果実(未熟)
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2020.9.8
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