名称 | オヒルギ(雄蛭木、雄漂木)アカバナヒルギ(赤花蛭木、赤花漂木) |
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英名 | Black mangrove |
学名 | Bruguiera gymnorrhiza |
名の由来 | 「オヒルギ」は、「メヒルギ」に対して発芽の様子がたくましいから。 |
性状 | 高木/常緑/胎生植物 |
大きさ | 高さ:5~25m/葉長:8~12cm/花(萼)径:30mm |
形態 | 幹は直立し、樹皮には皮目ができる。幹から多数の支持根を出し、また泥中から気根を出す。気根は膝のように曲がっっており、膝根(しっこん)と呼ばれる。葉は厚く、先が尖った長楕円形で、対生する。晩春~夏頃、葉腋に花をつける。先端が8~12に裂けた赤い筒状の萼が花のようにつき、花弁は淡黄緑色で、萼筒の中で目立たない。果実は萼の内側で成熟発芽し、長さ15~20cmの根を出す。その後芽は落下して、海中を漂い、泥の中に定着し、繁殖する。種子が樹上で発芽し、苗で繁殖する胎生植物のひとつとして有名。 |
原産地 | 日本(奄美大島、琉球列島)、東南アジアの熱帯地域、台湾、中国南部、オーストラリア、アフリカ、大平洋諸島 |
生育 | 熱帯~亜熱帯地域の河口の汽水域に自生する。 |