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最終更新日:2022.12.21
ブドウ科
 
Vitis(ウィティス)
ブドウ属
ヴィティス属
ウィティス属
名称

ブドウ属

ヴィティス属
ウィティス属
ブドウ(葡萄)
英名
Grape
学名
Vitis
解説
栽培種では、大きく「ヨーロッパブドウ Vitis vinifera」と「アメリカブドウ Vitis labrusca」に分けられるが、「ヨーロッパブドウ」が世界の生産量の90%以上を占める。「アメリカブドウ」は湿気や寒さに強い特性を持つので、両方を掛合わせた多くの品種が世界各地で栽培されている。果実の大きさや形、果皮の色は変化に富む。
野生のものでは、「ヤマブドウ Vitis coignetiae」や「エビヅル Vitis thunbergii」が食用になる。
性状
木本/冬季落葉/蔓性(巻きヒゲ)/野生種は雌雄異株
大きさ
葉長:10~30cm/花序長:15~20cm
形態
蔓性で、巻きヒゲを他物に巻きつけてよじ登る。葉は互生し、通常3~5裂し、縁には浅い鋸歯がある。葉の形は様々で、深く切れ込むものや切れ込みが無いものもある。葉と対生して、二股に分かれた巻きヒゲが出る。初夏頃、葉に対生して花序を出し、小さな花を咲かせる。果実は液果で、0~4個の種子を含む。
原産地
暖温帯~温帯
生育
品種ごとに栽培難易度がかなり違う。直射日光下で乾き気味に管理する。特にヨーロッパ系の品種は、結実中に雨に当てないほうがよいが、果実の肥大中に水切れすると、甘味が少なくなる。繁殖は、薬剤防除できないフィロキセラ(ブドウネアブラムシ)の害を防ぐため、抵抗性のある台木に接いだ、接ぎ木苗を育てる。
利用
果実は、そのまま生食されるほか、乾燥させてレーズンに、また、ワインやブランデーなどのアルコール飲料、ジュース、ゼリー、缶詰の原料となる。
ブドウ
東京都新宿区、集合住宅
2005.6.27
ブドウ
東京都新宿区、集合住宅
2005.6.1
ブドウ
千葉県習志野市、住宅
2021.7.1 210701_007
ブドウ
東京都文京区、小石川植物園
2005.6.4
ブドウ
果実
東京都新宿区、住宅
2005.9.2
NOTE
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