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最終更新日:2022.12.21
ブドウ科
 
Vitis(ウィティス)
ブドウ属
ヴィティス属
ウィティス属
名称

アメリカブドウ(アメリカ葡萄)

ヴィティス・ラブルスカ
英名
Fox grape, Skunk grape
学名
Vitis labrusca
解説
果皮は紫黒、赤、黄色などがあり、皮は厚い。果実に圧力を加えると簡単に果皮と果肉が分離(スリップスキン)し、また、樹枝の節ごとに巻きづるが発生する。果肉には「狐臭(こしゅう)」といわれる独特の香りがある。
性状
木本/冬季落葉/蔓性(巻きヒゲ)/野生種は雌雄異株
大きさ
葉身長:10〜20cm/葉柄長:5~18cm/花序長:6〜14cm/果径:10〜12mm
品種
代表的な品種には「カトーバ」、「コンコード」、「ナイアガラ」などがあり、交雑種として「アガワム」 、 「アレキサンダー」、「キャンベル・アーリー」、「デラウェア」などがある。
原産地
北アメリカ(東部)
生育
樹勢はあまりなく、広がりは小さい。強健で耐寒性が高く、高温多湿にも強く、病害虫にも抵抗性が強い。
利用
果実は、そのまま生食されるほか、乾燥させてレーズンに、また、ワインやブランデーなどのアルコール飲料、ジュース、ゼリー、缶詰の原料となる。主に生食用に利用され、ワイン用にはあまり使われない。
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