フトモモ科 |
ユーカリノキ属
エウカリプトゥス属 |
名称 | ユーカリ・ポリアンセモスユーカリ・ポポラス |
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英名 | Silver dollar gum, Red box gum |
学名 | Eucalyptus polyanthemos |
名の由来 | 「Silver dollar gum」は、「ギンマルバユーカリ(銀丸葉ユーカリ) Eucalyptus cinerea」の英名でもある。 「ユーカリ・ポポラス」は、日本での一般的な流通名。 |
性状 | 高木/常緑 |
大きさ | 高さ:10〜20m/(幼葉)葉身長:2.5~8cm/葉身幅:2.5~6.5cm/(成葉)葉身長:5~11cm/葉身幅:2~5cm/葉柄長:1~3cm/花径:00mm |
形態 | 樹皮は灰褐色で、縦に割れ目ができて剥離する。若枝は赤味を帯びる。葉は幼木の時は大きく、先端に凹みのある横広のハート形〜円形で緑色が強く、次第に先端がやや尖った長楕円形〜楕円形〜円形で灰青緑色になる。葉は寒気が厳しい環境では、赤く紅葉する。樹高が2mを超えるくらいに成長すると、10〜11月頃(原産地では4〜5月頃)に葉腋から花序を出し、白い花を咲かせる。蕾は倒円錐形の萼の上に、花弁の名残である広円錐形の蓋が合着した紡錘形で、蓋が脱落して開花し、多数の白色の雄しべが水平に広がる。果実は円錐形の蒴果。 |
類似 | 「ユーカリ・ポリアンセモス」の葉は横広になることがある。葉脈がやや目立つ。花は雄しべが水平に一列に並ぶ。 「ユーカリ・オービフォリア」の葉は横広にはならない。葉脈はひかえめ。花は雄しべ多数が重なって立体的になる。 |
品種 | 葉や樹皮の様子が違ういろいろな亜種がある。 |
原産地 | オーストラリア(東部) |
生育 | 日当たり、風通し良く。やや乾燥気味を好む。 |
利用 | 庭植え、花材。 |