TOPへ戻る
最終更新日:2023.1.24
ブナ科
 
Quercus(クエルクス)
コナラ属
クエルクス属
名称

クヌギ(椚、橡、櫪、櫟)

英名
Sawtooth oak
学名
Quercus acutissima
名の由来
「クヌギ」の語源は、“国木(くにき)”からという説がある。また、栗によく似た“栗似木(クリニギ)”からの転化という説もある。
性状
高木/冬季落葉/雌雄異花
大きさ
高さ:15~20m/葉身長:8~15cm/雄花序長:10cm/果径:2~2.3cm/殻斗径:3~3.5cm
形態
樹皮は暗い灰褐色の厚いコルク状で、縦に割れ目が入る。葉は光沢がある先が尖った長楕円形で、12~16対のはっきりした側脈があり、側脈の先端は針のように尖った鋸歯になり、先端は薄茶色をしている。秋には黄褐色になり、枝からなかなか落ちずに冬まで残ることもある。4~5月頃、葉の展開とほぼ同時に、本年枝の基部の葉腋から淡黄色の紐状の雄花序を下垂させ、枝先の葉腋に非常に小さい赤っぽい雌花をつける。果実はほぼ球形の堅果で、半分は椀型の殻斗(かくと)に包まれており、殻斗の周りに細く尖って反り返った棘状の鱗片がたくさんつく。受粉後、年を越して翌年の9~10月頃、橙褐色に熟す。
類似
クリ」の葉は、葉脈は15~20対で鋸歯の先端まで緑色。
「クヌギ」の葉は、葉脈は12~16対で鋸歯の先端は薄茶色。
原産地
日本(本州~九州)、中国、朝鮮南部
生育
丘陵や山地の向陽地に自生。
利用
公園樹、庭樹。材は薪炭材や椎茸栽培のほだ木、甲虫類の産卵木や飼育用マットとして利用される。
クヌギ
千葉県習志野市、公園
2021.3.28
クヌギ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.4.3
クヌギ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.4.10
クヌギ
千葉県習志野市、公園
2016.4.11
クヌギ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.4.10
クヌギ
千葉県習志野市、公園
2012.4.28
クヌギ
千葉県千葉市、緑地
2016.4.25
クヌギ
千葉県習志野市、公園
2016.5.29
クヌギ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.5.28
クヌギ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.7.7
クヌギ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.7.7
クヌギ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.7.7
クヌギ
東京都練馬区、石神井公園
2005.10.2
クヌギ
千葉県千葉市、街路樹
2013.11.17
クヌギ
千葉県千葉市、街路樹
2016.11.16
クヌギ
千葉県習志野市、公園
2020.12.17
クヌギ
千葉県習志野市、公園
2020.12.17
クヌギ
千葉県習志野市、公園
2016.1.1
クヌギ
千葉県習志野市、公園
2016.1.1
クヌギ
千葉県習志野市、公園
2016.5.29
クヌギ
東京都新宿区、新宿御苑
2005.5.20
クヌギ
新芽
千葉県習志野市、公園
2016.4.12
クヌギ
新芽
千葉県千葉市、街路樹
2011.4.16
クヌギ
千葉県習志野市、香澄公園
2016.5.28
クヌギ
千葉県千葉市、街路樹
2009.7.4
クヌギ
雄花
千葉県千葉市、街路樹
2011.4.16
クヌギ
雄花
千葉県習志野市、香澄公園
2016.4.12
クヌギ
雌花
千葉県習志野市、公園
2021.4.3
クヌギ
雌花
千葉県習志野市、公園
2021.4.3
クヌギ
果実(未熟)
千葉県習志野市、香澄公園
2016.5.26
クヌギ
果実(未熟)
千葉県習志野市、香澄公園
2016.8.26
クヌギ
果実(未熟)
千葉県千葉市、街路樹
2012.9.6
クヌギ
果実
千葉県千葉市、緑地
2016.9.25
クヌギ
果実

2013.9.27
NOTE
TOPへ戻る