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最終更新日:2023.4.3
マツ科
 
Abies(アビエス)
モミ属
アビエス属
名称

ウラジロモミ(裏白樅)

英名
Nikko fir, Urajiro-momi
学名
Abies homolepis
性状
高木/常緑/雌雄異花
大きさ
高さ:20~30m/葉身長:1~2.3cm/雄花長:1.5~2.5cm/雌花長:1.5~2.5cm/果長:9~11cm
形態
樹形は円錐形になる。樹皮は暗灰色で鱗片状にはがれる。葉は硬く、光沢がある濃緑色の線形で、葉裏の2本の気孔線が鮮明。葉のつく枝は縦に溝が入り、葉は螺旋状がかった鳥の羽状に並ぶが、日のよく当たる上部では葉は短く、螺旋状になる。葉の先端は若木では浅く2裂し、先は丸い。6月頃、前年枝の葉腋に黄色い楕円形の雄花が数個垂れ下り、枝の先端に赤褐色で長球形の雌花がひとつ直立する。果実は球果で上向きにつき、若いうちは青灰色で、赤褐色に熟す。成熟すると鱗片が脱落し、種子を散布する。
類似
モミ」は葉がやや太く長く、葉裏の2本の気孔線が鮮明ではない。葉の並びは鳥の羽状の傾向が強い。若枝は毛が生え、円滑。
「ウラジロモミ」は葉がやや細く短く、葉裏の2本の気孔線が鮮明。葉の並びは螺旋状の傾向が強い。若枝は無毛で深い縦溝がある。冬芽は蝋物質に覆われる。
原産地
日本(本州~四国、九州の高地)
生育
冷涼な気候を好むが、暑さには比較的強い。
利用
公園樹、庭園樹、社寺林、クリスマスツリー。園芸的には「モミ」よりも需要がある。
ウラジロモミ
千葉県習志野市、住宅
2022.1.10
ウラジロモミ
千葉県習志野市、住宅
2022.1.10
ウラジロモミ
千葉県習志野市、公共広場
2022.1.13
ウラジロモミ
千葉県八千代市、京成バラ園
2022.2.25
ウラジロモミ
東京都調布市、神代植物公園
2009.2.18
ウラジロモミ
東京都調布市、神代植物公園
2009.2.18
ウラジロモミ
東京都調布市、神代植物公園
2009.3.12
ウラジロモミ
千葉県習志野市、公共広場
2022.4.3
ウラジロモミ
千葉県習志野市、住宅
2022.4.3
ウラジロモミ
千葉県習志野市、公共広場
2022.4.3
ウラジロモミ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.6.25
ウラジロモミ
東京都調布市、神代植物公園
2009.2.15
ウラジロモミ
葉と新芽
東京都調布市、神代植物公園
2009.3.12
ウラジロモミ
葉裏
千葉県習志野市、公共広場
2022.1.13
ウラジロモミ
葉裏
東京都調布市、神代植物公園
2009.2.18
NOTE
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