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最終更新日:2005.12.25
マツ科
 
Cedrus(ケドルス)
ヒマラヤスギ属
ケドルス属
名称

アトラスシーダー

英名
Atlas cedar
学名
Cedrus atlantica
名の由来
「アトラスシーダー」「atlantica」は、原産地のアトラス山地から。
性状
高木/常緑/雌雄異花
大きさ
高さ:40m/葉身長:2~5cm/果長:5~10cm
形態
樹形は円錐形で、枝は水平または斜上する。枝は下の方までよく張る。樹皮はやや青みがかった灰褐色。葉は白みのある緑色で、軟らかな針状で、長枝で互生、短枝で束生する。 雌雄異花で、8月頃に短枝の先につく。雄花は細い唐辛子形で直立、雌花は緑白色の長楕円形で短枝の中央に咲く。球果は赤褐色の円筒形で上向きにつき、翌年の秋に成熟すると主軸を残して鱗片がバラバラに落下する。
類似
「アトラスシーダー」の枝は斜上する。葉は短い。
ヒマラヤスギ」の枝は下に垂れ下がる。葉は長い。
品種
葉色が違う園芸品種がある。
原産地
北アフリカ(アトラス山地)
生育
標高1,200~2,800mの高地に自生する。成長が速い。枝ぶりは荒く貧相だが、先端を切ってやるとすぐに両脇から枝が伸びるので、ボリュームをつけるには軽い剪定が必要。
利用
国内ではほとんど見られないが、欧米では公園や庭園樹としてよく植栽されている。 樹皮から採れる精油は、鎮静効果があり、アロマテラピーに利用される。材は建築材や家具剤、特に建具の材料として利用されている。
アトラスシーダー
東京都新宿区、新宿御苑
2005.9.11
アトラスシーダー
東京都新宿区、新宿御苑
2005.9.11
アトラスシーダー
東京都新宿区、新宿御苑
2005.9.11

品種

名称

ブルーアトラスシーダー

アトラスシーダー‘グラウカ’
学名
Cedrus atlantica ‘Glauca’
名の由来
Glauca」は、ラテン語で“淡青緑色の”という意。
特徴
葉が銀色がかった青緑色。
ブルーアトラスシーダー
東京都新宿区、新宿御苑
2005.6.9
ブルーアトラスシーダー
東京都新宿区、新宿御苑
2005.6.9
ブルーアトラスシーダー
東京都新宿区、新宿御苑
2005.6.9
NOTE
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