マンサク科 |
マンサク属
ハマメリス属
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名称 | マンサク(満作、万作) |
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学名 | Hamamelis japonica |
名の由来 | 「マンサク」は、“まず咲く”という意味から。花が枝に満ちるという意味との説もある。 |
性状 | 低木~小高木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:2~6m/葉長:5~10cm/花弁長:12~15mm/果長:10~12mm/種子長:8mm |
形態 | 株立ち状になり、主幹が立たない。葉は左右が非対称で、厚く、葉脈が目立ち、波状の鋸歯があり、互生する。若葉には星状毛があるが、やがて成葉になると落ちる。秋には黄葉して、落葉する。2~3月に、葉に先だって、短い花序軸に2~4個の花をまとまって咲かせる。花は黄色い縮れたひも状の4花弁で、萼片はあずき色。果実は、卵形の蒴果で、秋に黒く熟し、2個の種子を出す。 |
類似 | 「マンサク」は葉が小さく、秋には落葉する。 「シナマンサク」は葉が大きく、春の花期まで葉が枝に残る。 |
品種 | 変種がいろいろある。 |
原産地 | 日本(北海道南部~九州) |
生育 | 日当たり良く。土質は選ばない。放任してよいが、小さくまとめたい時は、剪定は花後にする。 |
利用 | 庭木、公園樹、花材。 |
名称 | 阿哲満作、阿哲万作(あてつまんさく) |
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学名 | Hamamelis japonica var. glauca |
解説 | 本州中国地方と愛媛県に自生する。最初に発見されたのが岡山県阿哲地方だったことから名がついた。 |
特徴 | 若葉の褐色の星状毛が、成長してもそのまま残る。萼片が黄色い。 |