ミソハギ科 |
ザクロ属
プニカ属
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名称 | ザクロ(石榴、柘榴) |
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英名 | Pomegranate |
学名 | Punica granatum |
名の由来 | 「Punica granatum」は、“たくさん種が入ったリンゴ”という意味。 |
性状 | 小高木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:5~10m/葉長:4~6cm/花径:50~70mm/果径:70~80mm |
形態 | 不整形の樹幹で幹にはコブが出来やすく、曲がったり傾いたりする。枝は細く次第に垂れ下がり、樹高はあまり高くならない。日本では落葉性だが、亜熱帯地方では常緑となる。表面に光沢のある葉は対生または輪生し、全縁。花は6月頃、新梢の先端につく。光沢のある大きな朱色の萼に同色のシワのある6枚の花弁の花を咲かせる。秋には橙紅色で球形の液果が成熟し、外果皮が不整に裂開する。 |
品種 | 八重の花は結実しないため、一重の花を「実ザクロ」、八重を「花ザクロ」と区別し、日本では主に「花ザクロ」が楽しまれてきた。花色も絞り、桃色、白花と多様。 |
原産地 | 地中海沿岸~インド、南西アジア |
生育 | 日当たり良く、加湿にしない。 |
利用 | 庭木、庭園樹。実付きの枝は花材になる。果実は生食や果実酒・清涼飲料水の原料とされる。カクテルに使うグレナデンシロップも、「ザクロ」の果汁から作られる。樹皮、根皮、果皮を、条虫駆除薬とする。 |