TOPへ戻る
最終更新日:2024.4.4
ムクロジ科
 
Cardiospermum(カルディオスペルムム)
フウセンカズラ属
カルディオスペルムム属
名称

フウセンカズラ(風船葛)

英名
Heart seed, Baloon vine
学名
Cardiospermum halicacabum
名の由来
「フウセンカズラ」「Baloon vine」は、果実が風船のようなので。
「Heart seed」は、種子にハート型の模様があるから。
性状
多年草/蔓性(巻きヒゲ)
大きさ
高さ:200~300cm/花径:6~7mm/果径:30mm/種子径:5mm
形態
巻きヒゲで他物に絡みつきながら成長する。葉は2〜3回3出複葉で、互生する。小葉は披針形で、粗く大きな鋸歯がある。7~11月頃、葉腋から散房花序を出し白い小さな花を咲かせる。花序の下側に2個の巻きヒゲがある。果実は蒴果で、3つの折り目がついた紙風船状で、中は3つの部屋に仕切られ、それぞれに1個ずつ種子ができる。種子は球形で、黒地に白いハート模様がつく。
原産地
北アメリカ南部、東南アジア
生育
原産地の熱帯地域では多年草だが、寒さに弱いので日本では一年草扱い。日当たりの良い湿り気のある雑木林や荒れ地に自生する。次々と花を咲かせながら、どんどん果実ができていくので、長期間観賞ができる。
利用
フェンスにからませて路地植え。鉢植えあんどん仕立て。
フウセンカズラ
東京都新宿区、空き地のフェンス
2005.9.3
フウセンカズラ
千葉県千葉市、緑地
2020.10.11
フウセンカズラ
千葉県千葉市、緑地
2020.10.11
フウセンカズラ
東京都新宿区、空き地のフェンス
2005.9.3
フウセンカズラ
東京都新宿区、新宿御苑
2005.9.11
フウセンカズラ
果実(未熟)
東京都新宿区、空き地のフェンス
2005.9.3
フウセンカズラ
種子
2005.10.1
NOTE
TOPへ戻る