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最終更新日:2016.7.19
モクセイ科
 
Chionanthus(キオナントゥス)
ヒトツバタゴ属
キオナントゥス属
名称

ヒトツバタゴ(一葉タゴ)

ナンジャモンジャノキ(なんじゃもんじゃの木)
英名
Chinese fringetree
学名
Chionanthus retusus
名の由来
「ヒトツバタゴ」は、羽状複葉の「タゴ=トネリコ」に似ているが葉が単葉なので。
「ナンジャモンジャノキ」は、名前が分からない木につけられる名称なので、この名で呼ばれる別種の木もいくつかある。
性状
高木/冬季落葉/雌雄異株、または同株異花
大きさ
高さ:20~30m/葉長:3~12cm/花序長:3~12cm/花長:15~20mm/果長:1~1.5cm
形態
樹皮は灰黒色で、成長すると縦に裂ける。葉は全縁の先が尖った長楕円形で、対生する。雄株と両性株があり、全くの雌株はない。4~5月に、当年枝の先に円錐花序をつける。花は純白色で、花冠が付け根まで深く4裂する。果実は楕円球形の核果で、9月頃紫黒色に熟す。種子は縦じわがある。
類似
アメリカヒトツバタゴ」との違いは、樹高が高く、生育が遅く、開花するまでに年月を要すること。葉はやや小さめで、花弁がやや幅広で香りがないこと。
品種
若木のうちから花を咲かせる「一才ヒトツバタゴ」がある。
原産地
日本(長野、岐阜、愛知各県の一部)、対馬、朝鮮、台湾、中国大陸の一部
生育
生育が遅く、開花するまでに約10年を必要とするといわれる。日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に。強健で栽培容易。
利用
庭木、公園樹。
ヒトツバタゴ
東京都文京区、小石川植物園
2008.4.30
ヒトツバタゴ
東京都調布市、店舗
2009.4.28
ヒトツバタゴ
東京都文京区、小石川植物園
2008.4.30
ヒトツバタゴ
東京都文京区、小石川植物園
2008.4.30
ヒトツバタゴ
果実(未熟)
千葉県八千代市、京成バラ園
2016.7.11
NOTE
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