TOPへ戻る
最終更新日:2025.6.29
ユリ科
 
Fritillaria(フリティラリア)
バイモ属
フリティラリア属
名称

バイモ(貝母)

アミガサユリ(編笠百合)
学名
Fritillaria thunbergii
Fritillaria verticillata var. thunbergii
名の由来
「バイモ」は、白い鱗茎が二枚貝を思わせることから。
thunbergii」は、人名の“カール・ペーテル・ツンベルク Carl Peter Thunberg”に由来。18〜19世紀、スウェーデンの植物学者、博物学者、医学者。
性状
多年草/夏季~冬季休眠(スプリングエフェメラル)/球根(鱗茎)
大きさ
高さ:30~50cm/葉身長:7~10cm/花径:30~40mm
形態
球形~扁球形の球根から2月頃、新芽を出す。茎は直立し、茎と葉はやや粉っぽい薄青緑色。葉は下部では広い線形で輪生、上部では細い線形となり互生する。上部の葉は、先端が巻きヒゲ状になり、他のものに絡みつく。3~6月頃、茎の先端部の葉腋に花が単生し、一茎に数輪の花を、釣鐘のように下向きに咲かせる。花は淡い白緑色で、内側には網目の模様がある。果実は蒴果で、円筒形に6つの羽がついたような形。花後すぐに地上部が枯れて、休眠する。
原産地
中国
生育
強健で栽培容易。夏の暑さと球根の乾燥を嫌う。球根の植え付けは10月。
利用
庭植え、鉢植え。鱗茎は乾燥させて、咳止め、解熱、去痰などの漢方薬に利用。
バイモ
千葉県習志野市、自宅
2019.2.12
バイモ
千葉県習志野市、自宅
2025.2.21
バイモ
千葉県習志野市、自宅
2025.2.21
バイモ
東京都文京区、小石川植物園
2007.3.17
バイモ
東京都調布市、神代植物公園
2007.3.24
バイモ
東京都文京区、小石川植物園
2007.3.17
バイモ
東京都文京区、小石川植物園
2007.3.17
バイモ
東京都文京区、小石川植物園
2007.3.17
バイモ
果実(未熟)
千葉県船橋市、東邦大学、薬用植物園
2013.6.1
NOTE
TOPへ戻る