ユリ科 |
バイモ属
フリティラリア属 |
名称 | バイモ(貝母)アミガサユリ(編笠百合) |
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学名 | Fritillaria thunbergii
Fritillaria verticillata var. thunbergii |
名の由来 | 「バイモ」は、白い鱗茎が二枚貝を思わせることから。 「thunbergii」は、人名の“カール・ペーテル・ツンベルク Carl Peter Thunberg”に由来。18〜19世紀、スウェーデンの植物学者、博物学者、医学者。 |
性状 | 多年草/夏季~冬季休眠(スプリングエフェメラル)/球根(鱗茎) |
大きさ | 高さ:30~50cm/葉身長:7~10cm/花径:30~40mm |
形態 | 球形~扁球形の球根から2月頃、新芽を出す。茎は直立し、茎と葉はやや粉っぽい薄青緑色。葉は下部では広い線形で輪生、上部では細い線形となり互生する。上部の葉は、先端が巻きヒゲ状になり、他のものに絡みつく。3~6月頃、茎の先端部の葉腋に花が単生し、一茎に数輪の花を、釣鐘のように下向きに咲かせる。花は淡い白緑色で、内側には網目の模様がある。果実は蒴果で、円筒形に6つの羽がついたような形。花後すぐに地上部が枯れて、休眠する。 |
原産地 | 中国 |
生育 | 強健で栽培容易。夏の暑さと球根の乾燥を嫌う。球根の植え付けは10月。 |
利用 | 庭植え、鉢植え。鱗茎は乾燥させて、咳止め、解熱、去痰などの漢方薬に利用。 |