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リンドウ科 |
リンドウ属
ゲンティアナ属 |
| 名称 | フデリンドウ(筆竜胆) |
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| 学名 | Gentiana zollingeri |
| 名の由来 | 「フデリンドウ」は、直立する茎と花の様子が筆のように見えることから。 |
| 性状 | 多年草/冬季休眠 |
| 大きさ | 高さ:4~9cm/葉身長:1~1.3cm/花径:13~20mm |
| 形態 | 茎は紫褐色で、直立し、単一または基部から分枝する。葉は先が尖った広卵形で、上部の葉は狭楕円形で、対生する。3〜5月頃、茎上部に1~10数個の花を咲かせる。花は淡青色~青紫色の漏斗状鐘形で、先は5裂し、裂片の間に副片がある。花冠の喉部に紫色の斑点状の斑紋が入る。花は日があたっている時だけ開く。 |
| 類似 | 「コケリンドウ」は、乾いた場所に生える。小形で、ロゼット状の根生葉がある。茎は紫褐色を帯びる。花茎が基部で多数分枝し、葉が密につく。花冠はくすんだ淡青色で、花冠の喉部にくすんだ薄紫色の斑点状の斑紋が入る。萼片が反り返る。 「ハルリンドウ」は、湿った場所に生える。やや大型で、ロゼット状の根生葉がある。茎は緑色。花冠は鮮やかな青色~青紫色で、喉部に濃紫色の筋状の斑紋が入る。萼片は反り返らない。 「フデリンドウ」は、乾いた場所に生える。やや大型で、根生葉は無い。茎は紫褐色。花冠は淡青色~青紫色で、花冠の喉部に紫色の斑点状の斑紋が入る。萼片は反り返らない。 |
| 原産地 | 日本(北海道、本州、四国、九州)、朝鮮、中国、ロシア |
| 生育 | 日当たりの良い草原、林縁、落葉樹林などに自生する。やや乾いた明るい環境を好む。 |