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最終更新日:2025.10.4
リンドウ科
 
Gentiana(ゲンティアナ)
リンドウ属
ゲンティアナ属
名称

フデリンドウ(筆竜胆)

学名
Gentiana zollingeri
名の由来
「フデリンドウ」は、直立する茎と花の様子が筆のように見えることから。
性状
多年草/冬季休眠
大きさ
高さ:4~9cm/葉身長:1~1.3cm/花径:13~20mm
形態
茎は紫褐色で、直立し、単一または基部から分枝する。葉は先が尖った広卵形で、上部の葉は狭楕円形で、対生する。3〜5月頃、茎上部に1~10数個の花を咲かせる。花は淡青色~青紫色の漏斗状鐘形で、先は5裂し、裂片の間に副片がある。花冠の喉部に紫色の斑点状の斑紋が入る。花は日があたっている時だけ開く。
類似
「コケリンドウ」は、乾いた場所に生える。小形で、ロゼット状の根生葉がある。茎は紫褐色を帯びる。花茎が基部で多数分枝し、葉が密につく。花冠はくすんだ淡青色で、花冠の喉部にくすんだ薄紫色の斑点状の斑紋が入る。萼片が反り返る。
「ハルリンドウ」は、湿った場所に生える。やや大型で、ロゼット状の根生葉がある。茎は緑色。花冠は鮮やかな青色~青紫色で、喉部に濃紫色の筋状の斑紋が入る。萼片は反り返らない。
「フデリンドウ」は、乾いた場所に生える。やや大型で、根生葉は無い。茎は紫褐色。花冠は淡青色~青紫色で、花冠の喉部に紫色の斑点状の斑紋が入る。萼片は反り返らない。
原産地
日本(北海道、本州、四国、九州)、朝鮮、中国、ロシア
生育
日当たりの良い草原、林縁、落葉樹林などに自生する。やや乾いた明るい環境を好む。
フデリンドウ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2023.4.5
フデリンドウ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2023.4.5
フデリンドウ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2023.4.5
フデリンドウ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.4.6
フデリンドウ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2021.4.6
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