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最終更新日:2024.8.3
モクセイ科
 
Chionanthus(キオナントゥス)
ヒトツバタゴ属
キオナントゥス属
名称

ヒトツバタゴ(一葉タゴ)

ナンジャモンジャノキ(なんじゃもんじゃの木)
英名
Chinese fringetree
学名
Chionanthus retusus
Chionanthus retusus var. serrulatus
Chionanthus retusus var. coreanus
名の由来
「ヒトツバタゴ」は、「タゴ=トネリコ」に似ているが、「トネリコ」が羽状複葉であるのに対し、単葉なので。
「ナンジャモンジャノキ」は、名前が分からない木につけられる名称なので、この名で呼ばれる別種の木もいくつかある。
性状
高木/冬季落葉/雌雄異株、または同株異花
大きさ
高さ:20〜30m/葉身長:3~12cm/花序長:3~12cm/花長:15~20mm/果長:1〜1.5cm
形態
樹皮は灰黒色で、成長すると縦に裂ける。葉は全縁の先が尖った長楕円形で、対生する。雄株と両性株があり、全くの雌株はない。4~5月に、当年枝の先に円錐花序をつける。花は純白色で、花冠が付け根まで深く4裂する。果実は長球形の核果で、9月頃紫黒色に熟す。種子は縦じわがある。
類似
「ヒトツバタゴ」は、樹高が高く、生育が遅く、開花するまでに年月を要する。葉はやや小さめで、裏面に毛がある。花弁はやや幅広で、芳香がない。
アメリカヒトツバタゴ」は、樹高が低く、若木のうちから花をつける。葉はやや大きめで、裏面には毛が少ない。花弁は細長く、芳香がある。
品種
若木のうちから花を咲かせる「一才ヒトツバタゴ」がある。
原産地
日本(長野、岐阜、愛知各県の一部)、対馬、朝鮮、台湾、中国大陸の一部
生育
生育が遅く、開花するまでに約10年を必要とするといわれる。日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に。強健で栽培容易。
利用
庭木、公園樹。
ヒトツバタゴ
千葉県八千代市、街路樹
2023.4.21
ヒトツバタゴ
東京都文京区、小石川植物園
2008.4.30
ヒトツバタゴ
東京都調布市、店舗
2009.4.28
ヒトツバタゴ
千葉県八千代市、京成バラ園
2019.5.11
ヒトツバタゴ
千葉県八千代市、街路樹
2023.4.21
ヒトツバタゴ
東京都文京区、小石川植物園
2008.4.30
ヒトツバタゴ
千葉県八千代市、街路樹
2023.4.21
ヒトツバタゴ
東京都文京区、小石川植物園
2008.4.30
ヒトツバタゴ
果実(未熟)
千葉県八千代市、京成バラ園
2016.7.11

品種

名称

イッサイヒトツバタゴ(一才一葉タゴ)

学名
Chionanthus retusus cv.
特徴
若木のうちから花を咲かせる。葉も花も小振り。
イッサイヒトツバタゴ
千葉県習志野市、公園
2020.5.5
イッサイヒトツバタゴ
千葉県習志野市、公園
2020.4.30
イッサイヒトツバタゴ
千葉県千葉市、住宅、鉢植え
2018.4.29
イッサイヒトツバタゴ
千葉県千葉市、住宅、鉢植え
2018.4.29
イッサイヒトツバタゴ
千葉県習志野市、公園
2020.4.30
イッサイヒトツバタゴ
千葉県習志野市、公園
2020.5.5
イッサイヒトツバタゴ
千葉県習志野市、公園
2024.5.26
イッサイヒトツバタゴ
千葉県習志野市、公園
2015.9.27
イッサイヒトツバタゴ
千葉県習志野市、公園
2015.9.27
イッサイヒトツバタゴ
千葉県習志野市、公園
2012.5.16
イッサイヒトツバタゴ
千葉県千葉市、住宅、鉢植え
2018.4.29
NOTE
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