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最終更新日:2015.12.22
アブラナ科
 
Raphanus(ラファヌス)
ダイコン属
ラファヌス属
名称

ハマダイコン(浜大根)

英名
Japanese radish
学名
Raphanus sativus var. hortensis f. raphanistroides
Raphanus acanthiformis f. raphanistroides
Raphanus sativus var. raphanistroides
名の由来
「ハマダイコン」は、海岸近くの砂地などに自生することから。
性状
一年草(秋~翌春の越年生)/ロゼット状で越冬
大きさ
高さ:30~70cm/葉長:15~20cm/花径:20mm/果長:4~6cm
形態

秋に芽生え、ロゼット状で越冬し、早春に茎を伸ばす。根は小さく細長くて固い。根生葉は羽状に深く切れ込み、鋭い鋸歯があり、棘状の細毛がある。茎生葉は先が尖った卵型で、鋸歯があり、上にいく程小さく、葉柄があり、互生する。3~5月頃、伸ばした茎先に総状花序を作り、白色~外側が淡紫色で内側が白色の4弁花を咲かせる。果実は先が細長く尖った円柱形の長角果で、数珠状にくびれ、上向きにつく。中に赤褐色~褐色で扁平球形の種子が入る。

原産地
野生種、または野生化した「ダイコン」とされるが、詳細不明。
生育
海岸近くの砂地、砂浜、岩場、河原などに自生する。
利用
野生化した大根で、小さく堅く、食用にはならないとのことだったが、自治体で特産品として活用する動きもあるようだ。
ハマダイコン
東京都文京区、小石川植物園
2008.4.30
ハマダイコン
東京都江東区、木場公園
2015.4.9
ハマダイコン
東京都文京区、小石川植物園
2008.4.30
ハマダイコン
東京都江東区、木場公園
2015.4.9
ハマダイコン
東京都文京区、小石川植物園
2008.4.30
ハマダイコン
果実(未熟)
東京都文京区、小石川植物園
2008.5.15
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