スイカズラ科 |
タニウツギ属
ワイゲラ属
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名称 | ハコネウツギ(箱根空木)ゲンペイウツギ(源平空木) |
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学名 | Weigela coraeensis
Weigela amabilis |
名の由来 | 「ハコネウツギ」は、箱根の地名を冠するが、箱根には自生がなく、特に静岡県に多く自生。 |
性状 | 低木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:2~5m/葉身長:6~16cm/葉身幅:4~8cm/葉柄長:8~15mm/花長:28~32mm/果長:25~30mm |
形態 | 主幹ができ、幹からたくさんの細い枝を出す。樹皮は灰褐色で縦に裂けてはがれる。若枝は無毛。葉は先が細く尖った楕円形〜広卵形で、鋸歯があり、対生する。葉はほぼ無毛で、やや光沢がある。5~6月頃、1年枝の先端や葉腋から筒状花を2〜3個づつ咲かせる。花は花筒の根元から急に太くなる釣り鐘形で、先端が5裂し、花色は初め白で次第に紅色に変化する。果実は円筒型の蒴果で、10月頃熟すと上部が割れて、長さ1mmほどの黒い種子を多数出す。種子には周囲に翼がある。 |
品種 | 花色が変化しない「ベニバナハコネウツギ」や「シロバナハコネウツギ」などの品種もある。 |
原産地 | 日本(本州中部の太平洋側の山麓の海沿い) |
生育 | 成長が早い。やや日陰に耐える。多少砂がちの土が適している。増殖は挿し木。 |
利用 | 庭木、庭園樹、公園樹、緑地、生け垣、添景。 |