最終更新日:2018.12.20
名称

ヒツジグサ(未草)

英名
Pygmy water lily
学名
Nymphaea tetragona
分類
Nymphaeaceae
Nymphaea(ニンファエア)
名の由来
「ヒツジグサ」は、未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることからといわれるが、実際には昼前から夕方まで花を咲かせる。
性状
多年草/常緑(冬季は沈水葉のみになる)/水生(浮葉〜沈水)/根茎
大きさ
高さ:0.2~3m/葉身長(浮葉):5~30cm/葉身長(沈水葉):5~15cm/花径:30〜40mm
形態
池などの地中に太い塊状の根茎から根や長い葉柄のある葉を出す。沈水葉と浮葉があり、水深の浅い所では浮葉に、水深の深い所では沈水葉になる。冬季には沈水葉のみで、暖かくなると次第に浮水葉が出てくる。葉はやや厚くて光沢があり、円形〜広楕円形で、基部には矢じり形の深い切れ込みが入り、葉柄は葉身に盾状につく。葉裏はやや赤紫色を帯びる。6~11月頃、根茎から直接長い花柄を伸ばし、白い花を1個咲かせる。花は水面に浮かぶ。花弁は白く、雄しべは黄色、萼片4個は緑がかった白。花は数日間、朝開いて夜間には閉じる開閉運動を繰り返す。花後、花茎は沈水し、水中で果実が成熟する。
原産地
日本全国、中国、朝鮮半島、シベリア、インド北部、ヨーロッパ、北アメリカ
生育
水位が安定している池などに自生する。繁殖力は弱い。コイやアメリカザリガニの食害に弱い。繁殖は根茎では増えず、実生による。
利用
池などに地植え、睡蓮鉢。
ヒツジグサ
茨城県つくば市、筑波実験植物園、池
2013.10.3
ヒツジグサ
茨城県つくば市、筑波実験植物園、池
2013.10.3
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