最終更新日:2019.1.15
名称

ゼンマイ(薇)

英名
Japanese royal fern, Japanese flowering fern
学名
Osmunda japonica
分類
Osmundaceae
Osmunda(オスムンダ)
名の由来
「ゼンマイ」は、若い葉は渦巻き状で銭(硬貨)のような形をしているので、銭巻から。
性状
多年草/冬季休眠/根茎
大きさ
高さ:50~100cm/葉身長(栄養葉):30~50cm/葉身長(胞子葉):10~30cm/葉柄長(栄養葉):20~50cm/葉柄長(胞子葉):25~40cm/小羽片長(栄養葉):5~10cm
形態

根茎は木質で、早春、根茎から若芽が出る。葉には光合成をして栄養分を作る栄養葉と、胞子を作る胞子葉がある。まず淡褐色の綿毛に包まれて球状に丸まった胞子葉が出て、その後に白い綿毛に包まれて渦巻き状の栄養葉が出る。綿毛は成長すると脱落する。栄養葉は1〜2回羽状複葉で、最下羽片が最長。小羽片は先端がやや丸い三角状楕円形で、細鋸歯があり無柄。胞子葉は2回羽状複葉で、小羽片は線形で、無柄。球形の胞子嚢に覆われる。胞子葉は胞子を散布した後、6月頃までに枯れる。栄養葉は晩秋に枯れる。

品種
稀に栄養葉の羽片に胞子嚢をつけるものがあり、「ハゼンマイ」と呼ばれる。
原産地
日本(全国)、朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ
生育
渓流沿いや水路脇など湿り気のある場所に自生する。
利用
開き切る前の栄養葉を山菜として食用にする。根は「ゼンマイ根(こん)」または「オスマンダ」といい、着生植物栽培の土台に利用される。
ゼンマイ
東京都文京区、小石川植物園
2009.4.15
ゼンマイ
東京都文京区、小石川植物園
2009.6.14
ゼンマイ
胞子葉
東京都文京区、小石川植物園
2009.4.15
NOTE
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