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最終更新日:2023.8.14
マメ科
 
Gleditsia(グレディッチア)
サイカチ属
グレディッチア属
名称

アメリカサイカチ(アメリカ皂莢)

英名
Honey locust
学名
Gleditsia triacanthos
名の由来
Honey locust」は、豆の莢の内側の果肉が甘くて食用になることから。
triacanthos」は、“3本の棘”の意。
性状
高木/冬季落葉
大きさ
高さ:20〜30m/葉身長:11~22cm/(小葉)葉身長:1.5~2.5cm/花序長:5〜7cm/花長:3〜6mm/果長:15〜40cm
形態
樹皮は灰褐色で、縦に裂け目ができる。枝は滑らかな赤褐色~淡褐色でジグザグに曲がる。幹や枝には、小枝が変化した枝分かれした鋭い棘が多数ある。葉は互生する。葉は小葉6〜16対からなる1回偶数羽状複葉、または、小羽片6~15対、小羽片の集まった小葉2〜10対からなる2回偶数羽状複葉。小葉は歪んだ長楕円形〜狭卵形で、全縁または細鋸歯があり、葉柄へのつき方はほぼ対生だが、ずれて互生になることもある。5〜6月頃、葉腋に穂状花序を作り、芳香がある淡黄緑色の花を咲かせる。雄花、雌花、両性花が同じ株につく。果実は細長くねじれた豆果で、10〜11月頃に熟す。
品種
棘が少なく、葉色が黄緑色や臙脂色の品種がある。
原産地
北アメリカ(東部)
生育
日当たりの良い山野の水辺や河原、峡谷などに自生する。移植が容易。成長が早く、環境への適応性が高い。世界中に帰化している。
利用
多くの栽培品種には棘がなく、庭木、公園樹、街路樹として利用される。材は腐食しにくく、建築に利用される。豆の莢の内側の果肉は食用として利用される。

品種

名称

アメリカサイカチ(アメリカ皂莢)‘ルビーレース’

学名
Gleditsia triacanthos ‘Rubylace’
特徴
新葉が赤茶色〜臙脂色で、棘が少ない。
アメリカサイカチ‘ルビーレース’
千葉県八千代市、京成バラ園
2019.4.15 190415_014
アメリカサイカチ‘ルビーレース’
千葉県八千代市、京成バラ園
2018.6.25 180625_003
アメリカサイカチ‘ルビーレース’
千葉県八千代市、京成バラ園
2019.6.17 190617_045
アメリカサイカチ‘ルビーレース’
千葉県八千代市、京成バラ園
2018.6.25 180625_004
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