マメ科 |
ソラマメ属
ヴィシア属
ウィキア属 |
名称 | ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)カラスノエンドウ(烏野豌豆) |
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学名 | Vicia sativa subsp. nigra
Vicia sativa var. angustifolia
Vicia sativa subsp. angustifolia var. segetalis
Vicia angustifolia var. segetalis
Vicia angustifolia
Vicia segetalis
Vicia sativa var. nigra |
名の由来 | 「カラスノエンドウ」は、豆果の莢が、熟すと真っ黒になることから。 |
性状 | 一年草(秋~翌年夏の越年性)/蔓性(巻きヒゲ) |
大きさ | 高さ:40~70cm/(小葉)葉身長:8~12mm/花径:12~18mm/果長:3~5cm |
形態 | 茎は全体に毛があり四角柱状。茎は軟弱で、巻きヒゲを他物に絡み付け、あるいは群生してお互いに寄りかかって上に伸びる。葉は小葉4~7対からなる偶数羽状複葉で、互生し、複葉の先端は3本の巻きヒゲになる。小葉は長楕円形で、先端は浅く凹んでから細く尖る。葉柄の基部にある三角形の托葉には、花外蜜腺と呼ばれる暗紫色の班があって蜜を分泌する。3~6月頃、葉腋から花柄を出し、1~3個の紅紫色の蝶形花を咲かせる。果実は豆果で、斜め上を向き、中には種子(豆)が10個ほど入り、黒く熟す。 |
品種 | 花の白い品種がある。 |
原産地 | 日本(北海道~沖縄)、ユーラシアの温暖地帯 |
生育 | 平地の道端、野原に自生。 |
利用 | 古代には栽培され、「エンドウ」と同様に作物として利用された。 |