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最終更新日:2021.4.15
モクレン科
 
Magnolia(マグノリア、マニョリア)
モクレン属
マグノリア属
マニョリア属
名称

カラタネオガタマ(唐種招霊)

トウオガタマ(唐招霊)
英名
Banana tree, Banana shrub
学名
Magnolia figo
Michelia figo
名の由来
「カラタネ」は、唐の国の産であることから。また、稀にしか結実しないため、実のつかないという意味からとの説もある。
性状
低木/常緑
大きさ
高さ:3~5m/葉長:4~8cm/花径:30~40mm
形態
主幹が立ち、よく分枝し、球形の樹冠を作る。枝や蕾にビロード状の毛がまばらに生える。葉は先が尖った長楕円形〜長倒卵形で、全縁で、厚く光沢があり、葉柄があり、互生する。2~4月頃、葉腋に1個、花を咲かせる。花は縁が紅色を帯びたすすけたクリーム色で、半開状態で、花弁は6枚で、中央部にたくさんの雄しべが放射状に広がる。花にはバナナのような強い芳香がある。果実は袋果が集まった集合果で、秋に赤く熟し、赤色の仮種皮に包まれた種子が糸で垂れ下がる。
品種
花色の違う園芸品種がある。
原産地
中国南部
生育
寒冷地では栽培できない。日当たり良く、乾燥しないようにする。成木の移植は困難。繁殖は挿し木。
利用
庭木、茶花。
カラタネオガタマ
千葉県習志野市、香澄公園
2012.5.16
カラタネオガタマ
千葉県習志野市、住宅
2009.5.2
カラタネオガタマ
花が咲いている
千葉県習志野市、住宅
2009.5.2
カラタネオガタマ
花が咲いている
千葉県習志野市、香澄公園
2012.5.16
カラタネオガタマ
東京都調布市、神代植物公園
2009.5.26
カラタネオガタマ
東京都調布市、神代植物公園
2009.5.26

品種

名称

カラタネオガタマ(唐種招霊)‘ポートワイン’

学名
Magnolia figo ‘Portwine’
特徴
葉も花も小振りで、花弁は赤味がやや強い。ワインのような香りが混じる。
カラタネオガタマ‘ポートワイン’
千葉県習志野市、谷津バラ園
2008.5.17
NOTE
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