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最終更新日:2017.6.1
イネ科
 
Hordeum(ホルデウム)
オオムギ属
ホルデウム属
名称

オオムギ(大麦)

ホルデウム・ブルガレ
英名
Barley, Pearl barley
学名
Hordeum vulgare
性状
一年草(春〜夏、秋〜翌夏の越年性)
大きさ
高さ:60〜100cm/葉長:10〜25cm/花序長:4〜10cm
形態
茎は叢生し、直立する。茎は中空の円柱形。葉は広線形で、互生する。4〜5月頃、穂状花序を茎頂に作り、薄緑色の花を咲かせる。花穂は軸上にたくさんの小穂が互生し、3個ずつが1組になって、1組ずつが向かい合わせになり、6角柱のように見える。果実は穎果で6月頃熟す。芒(のぎ)は長い。
品種
用途や栽培地の気候に合うものなど、様々な品種がある。食用の他、観賞用の品種もある。
栽培種は小穂の粒の並び方の違いから、「六条大麦 H. vulgare f. hexastichon」と「二条大麦 H. vulgare f. distichon」に大別される。
原産地
西アジア、中央アジア
生育
乾燥地帯や寒冷地帯で多く栽培されている。穂が雨にあたると穂の状態のままで発芽してしまうため、日本では梅雨前に収穫される。
生育
果実が味噌や醤油の原料、家畜の飼料、ビールやウィスキーの醸造、パンや麺類、アルコールなどの食用に利用される。茎は 麦わら帽子や籠の材に利用される。観賞用として庭植え、鉢植え、切花。
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