TOPへ戻る
最終更新日:2017.6.15
ウリ科
 
Cotinus(コティヌス)
ハグマノキ属
コティヌス属
名称

ハグマノキ(白熊の木)

スモーク・ツリー
ケムリノキ(煙の木)
カスミノキ(霞の木)
英名
Smoke tree
学名
Cotinus coggygria
名の由来
「白熊の木」は、ヤク(白熊)の尻尾の毛を束ねてつくられた仏具の払子(ほっす)に似ていることから。
性状
低木~小高木/冬季落葉/雌雄異株、または雌雄同株異花
大きさ
高さ:3~8m/葉長:4~8cm/花序長:20~30cm/花径:3mm/果径:3mm
形態
樹形は株立ちになり、株元の方からよく分枝する。葉は楕円形〜倒卵形で、全縁で、葉柄があり、螺旋状に互生する。5月下旬頃、前年枝の枝先に円錐花序を作り、黄緑色の目立たない花を咲かせる。花後の6~7月頃、花柄が伸びて長い毛に覆われ、煙状になる。種子は褐色で、扁平な腎形。落葉前には紅葉する。
品種
下垂性の変種や、葉が濃暗紫色の園芸品種などがある。
原産地
中国南部、南ヨーロッパ
生育
排水性のよい土壌を好む。繁殖は挿し木、取り木、実生。
利用
庭木、花材。
ハグマノキ
千葉県千葉市、住宅
2007.5.26
ハグマノキ
千葉県千葉市、住宅
2016.5.29
ハグマノキ
千葉県千葉市、住宅
2016.5.29
ハグマノキ
東京都文京区、小石川植物園
2005.6.4
ハグマノキ
東京都文京区、小石川植物園
2005.6.4
ハグマノキ
東京都文京区、小石川植物園
2005.6.4
ハグマノキ
千葉県八千代市、京成バラ園
2016.7.11
ハグマノキ
東京都文京区、小石川植物園
2005.6.14
ハグマノキ
東京都文京区、小石川植物園
2008.5.6
ハグマノキ
果実
東京都文京区、小石川植物園
2005.6.14

品種

名称

グレース‘Grace’

特徴
葉は臙脂色で、夏にはブロンズグリーンになる。穂は赤紫色で、花付きがいい。性質は強健。
ハグマノキ ‘グレース’
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2017.4.30
ハグマノキ ‘グレース’
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2017.4.30
ハグマノキ ‘グレース’
花後
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2017.5.8
ハグマノキ ‘グレース’
煙状の花柄
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2017.5.14
ハグマノキ ‘グレース’
果実
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2017.5.14
ハグマノキ ‘グレース’
煙が白茶けてきた
千葉県習志野市、自宅、鉢植え
2017.6.13
NOTE
TOPへ戻る