オトギリソウ科 |
オトギリソウ属
ヒペリカム属
ヒペリクム属 |
名称 | オトギリソウ(弟切草) |
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学名 | Hypericum erectum |
名の由来 | 「オトギリソウ」は、薬草で鷹の傷を治すことで有名だった晴頼という鷹匠がいたが、その弟がこの草を原料とした薬の秘密を漏らしたため、怒った兄が切り殺したという平安時代の伝説による。 |
性状 | 多年草/冬季休眠 |
大きさ | 高さ:30~60cm/葉長:3~5cm/花径:15~20mm/果長:5~10mm |
形態 | 茎は直立し、ほとんど分枝しない。葉は先が丸みを帯びた広披針形で、全縁で、葉柄は無く、対生する。葉には細かく黒い油点が散在する。6~9月頃、茎頂に円錐花序を作り、黄色い花を咲かせる。花は暗くなると閉じる。花弁と萼片には黒線状の油点がある。果実は卵形の蒴果。 |
品種 | 生育場所の違う変種がいくつかある。 |
原産地 | 日本全土、朝鮮半島、中国大陸 |
生育 | 日当たりの良い草地や山野に自生する。 |
利用 | 全草が薬用として利用される。 |