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最終更新日:2005.12.26
カキノキ科
 
Diospyros(ディオスピロス)
カキノキ属
ディオスピロス属
名称

カキ(柿)

英名
Japanese persimmon
学名
Diospyros kaki
名の由来
種名の「kaki」は、日本からヨーロッパに伝わったため。
性状
小高木~高木/冬季落葉/雌雄異株、または同株
大きさ
高さ:5~15m/葉長:7~17cm/花径:6~15mm
形態
樹皮は粗い。光沢のある葉は互生する。花は普通の栽培品種では雌雄異株だが、同株もある。 5月下旬頃、1年枝の葉腋に薄黄の目立たない花をつける。雄花は集散花序を作り、雌花は単生する。雌花は花弁と萼が大きい。果実は液果で、品種によって大きさ、形、色、種の有無などが異なる。晩秋には紅葉する。
品種
品種数は多く、大きく渋柿と甘柿とに分かれる。甘柿の代表的な品種は、「富有」と「次郎」、渋柿の代表的な品種は、「平核無」と「刀根早生」。
原産地
東アジア
生育
本州~九州までの各地で栽培されている。単一品種だけでは結実しにくいものもある。甘柿は暖地でないと、渋が抜けなくなる。
利用
果樹、庭木、盆栽。果実は生食や加工する。未熟の果実はタンニンを多く含み、柿渋は防腐剤として用いられる。 葉は茶の代わりに飲むことがある。材は和家具や床柱、建築用装飾材、茶道具などに使われる。特に、黒い縞杢を有する「黒柿」は希少価値が高く珍重される。
カキ
東京都中野区、住宅
2005.11.26
カキ
東京都新宿区、住宅
2005.10.14
カキ
千葉県習志野市、住宅
2005.4.6
カキ
東京都新宿区、公園
2005.5.24
カキ
雌花
東京都新宿区、住宅
2005.5.24
カキ
雄花
東京都新宿区、公園
2005.5.24
NOTE
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