カンナ科 |
カンナ属
ダンドク属 |
名称 | カンナハナカンナ(花カンナ) |
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英名 | Canna lily |
学名 | Canna hybrida |
性状 | 多年草/冬季休眠、暖地では常緑/球根(根茎) |
大きさ | 高さ:0.5~2m/葉長:40~60cm/花径:50~100mm |
形態 | 太い根茎から数個の節のある茎を出し、茎頂に総状花序を作る。葉は先が尖った長卵形~長楕円形で、光沢があり、基部は茎を抱く。7月中旬~10月上旬の長期間、熱帯では周年、花を咲かせる。花色は赤、黄、オレンジなど。花弁のように見えるのは、花弁化した雄しべで、本当の花弁は小さく目立たない。花後、表面に柔らかい棘のある球形の蒴果ができ、最初は緑色で次第に赤くなり、黒褐色に熟す。 |
品種 | 花色は、赤、橙、黄、桃、白、複色花など多彩。葉の色も、緑色以外に、濃淡模様、銅葉、黄の条斑など。種から育てられる、40cmくらいの矮性種もある。 |
原産地 | 種間交雑の園芸品種。 交配親は「ダンドク(壇特) Canna indica」〔南アメリカ原産〕を主に、「Canna flaccida」〔北アメリカ原産〕その他。19世紀中頃から、フランス、イタリア等で交配が繰り返されてできた。 |
生育 | 耐寒性はやや弱いが、関東以西なら枯れ草や土をかぶせるだけで越冬する。植付け、株分けは5月頃。排水と日当たりの良い場所に植え、腐葉土や肥料を加える。温度さえあれば花が次々つくので追肥をする。 霜が来る前に葉が黄色になったら掘り上げて、5℃以上の場所で、湿気のあるピートモス等にくるんで保存する。球根は乾かすと枯れてしまう。 |
利用 | 花壇植え。矮性種は鉢植えも。 |
名称 | オーストラリア‘Australia’ |
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特徴 | 丈は2m程度。葉が濃い銅色。花は朱赤色。 |