ハハコグサ（母子草）

「ハハコグサ」 は、諸説あって判然としない。

一年草（秋～翌年夏の越年性）／ロゼット状で越冬

高さ：10～30cm／葉長：4～5cm

冬は根生葉をロゼット状に出す。春になると根元の方で分枝した数本の茎を伸ばす。茎葉にはフェルトのように白い綿毛が密生する。葉は丸みを帯びた倒披針形で、互生する。4～6月に、茎頂に黄色い頭状花序数個の集合を作る。果実は痩果で、白い冠毛がつく。

朝鮮半島、中国、インドシナ、マレーシア

日本には古代に帰化、全国に分布。日当たりのよい畑地、原野、道端などに自生。

開花期の全草が薬用に利用される。春の七草のひとつで、若芽を食用にする。