キク科 |
オオアザミ属
シリブム属 |
名称 | マリアアザミ(マリア薊)オオアザミ(大薊) |
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英名 | Milk thistle |
学名 | Silybum marianum |
名の由来 | 「マリアアザミ」は、葉にある白いまだら模様がミルクがこぼれたように見えることから。聖母マリアの乳が葉の上にこぼれたという説や、聖母マリアに捧げるミルクを運んでいた娘が、葉の棘に刺されて痛さのあまりミルクをこぼしたという説などがある。 |
性状 | 一年草(秋~翌年秋の越年性) |
大きさ | 高さ:150~200cm/葉長:35~45cm/頭状花径:50~70mm |
形態 | 根生葉が地表に広がって大きな株となる。根生葉は短柄があり、茎生葉は無柄で茎を抱く。葉脈に沿い銀白色の斑があり、縁は棘状の鉅歯がる。春に茎を伸ばし、5~6月頃、茎頂に薄紅紫色の頭状花を咲かせる。頭状花はすべて筒状花。花を包む総包片の縁は棘状。果実は痩果で、白い冠毛がつく。 |
品種 | 花が白い品種がある。 |
原産地 | 地中海沿岸 |
生育 | 日当たりがよく、水はけのよい土壌を好む。 |
利用 | 庭植え。種子と葉はハーブとして利用される。 |