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最終更新日:2014.12.1
キジカクシ科
 
Polygonatum(ポリゴナトゥム)
アマドコロ属
ポリゴナトゥム属
名称

ナルコユリ(鳴子百合)

学名
Polygonatum falcatum
名の由来
「ナルコユリ」は、ぶら下がって咲く花が鳴子のようなので。
性状
多年草/冬季休眠/球根(根茎)
大きさ
高さ:30~80cm/葉長:10~15cm/葉幅:1~2.5cm/花長:18mm/果径:10mm
形態
ところどころに節がある根茎を、横に伸ばして広がる。4~5月頃、地下茎の先から弓なりの茎を出す。茎の断面は丸い。葉は両端の尖った長楕円形で、互生する。葉腋から、縁が薄緑の白いベル形の花を3~8個ずつ垂れ下げて咲かせる。果実は小さな球形で、熟すと黒紫色になる。
類似
「ナルコユリ」は茎が円柱状で、花は1ヵ所から3~8個出るのに対して、同属の「アマドコロ」は茎に6つの稜があり、花は1ヵ所から1〜3個出る。
原産地
日本全土、朝鮮半島、中国
生育
山野の林の下や草原に自生。
利用
庭植え、鉢植え。根茎は滋養強壮の薬用になる。
ナルコユリ
千葉県船橋市、東邦大学、薬用植物園
2013.6.1
ナルコユリ
千葉県船橋市、東邦大学、薬用植物園
2013.6.1
NOTE
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