サクラソウ科 |
サクラソウ属
プリムラ属
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名称 | サクラソウ(桜草)ニホンサクラソウ(日本桜草)
プリムラ・シーボルディー |
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英名 | Siebold primrose, Japanese primrose |
学名 | Primula sieboldii
Primula sieboldii var. patens
Primula patens |
名の由来 | 「サクラソウ」は、花の形と色が桜に似ることから。 |
性状 | 多年草/夏~冬季休眠 |
大きさ | 高さ:15~40cm/葉身長:5~10cm/葉柄長:3~7cm/花径:20~30mm |
形態 | 2~3月頃発芽し、葉を5~6枚ロゼット状に根生する。葉は楕円形で、葉柄があり、鋸歯があり、皺がある。葉や茎は柔毛に覆われている。4月頃、花茎が伸び、茎頂に散形花序を作り、5~10個の淡紅色の花を咲かせる。花の基部は筒状で、花冠は5裂して平開し、先端がハート形に切れ込む。花後、球形の蒴果を結ぶ。梅雨明け頃、葉が枯れて休眠する。 |
品種 | 江戸時代に育種が進み、数百に及ぶ品種が作られた。花色は白、桃、紅、紫、絞りなどがあり、花弁の形と花型も多彩。花径が5cmを超える種類もある。 |
原産地 | 日本(北海道南部~九州)、朝鮮半島、中国東北部 |
生育 | 林間の湿性地や原野の草間に自生する。夏の高温と乾燥に弱い。 |
利用 | 江戸時代からの古典園芸植物。鉢植え、花壇植え。 |