シソ科 |
シソ属
ペリラ属
|
名称 | シソ(紫蘇)チリメンジソ(縮緬紫蘇) |
---|---|
英名 | Shiso |
学名 | Perilla frutescens var. crispa
Perilla frutescens var. acuta |
名の由来 | 「シソ」の名は、 中国で食中毒で死にかけていた若者に葉を煎じて飲ませたところ、たちまち元気になったことから、「紫の蘇る草」の意味。 野菜としては青紫蘇の葉は大葉(おおば)と呼ばれる。花穂は花穂紫蘇(はなほじそ)、未熟な実のついた穂は穂紫蘇(ほじそ)、新芽は芽紫蘇(めじそ)と呼ばれる。 |
性状 | 一年草(春~晩秋) |
大きさ | 高さ:30~80cm/葉身長:8~12cm/葉柄長:3~5cm/花序長:10~15cm/花長:4〜5mm |
形態 | 茎は4稜形で、まばらに毛が生え、直立〜斜上し、株元からよく分枝する。茎葉は赤紫色で、植物全体に高い香りがある。葉は先が尖った広卵形で、縮みがあり、鋸歯があり、長い柄があり、対生する。9月頃、茎先に穂状花序を作り、淡紫色の唇形花を咲かせる。果実は4分果で、種子は褐色のほぼ球形で隆起した網目模様がある。 |
品種 | 変種、品種が多い。大きく分けて、赤ジソと青ジソがあり、それぞれ、葉が平らな種類と、葉に縮みの入る「チリメンジソ」がある。その他、葉の表が緑色で、裏が赤紫色の、「カタメンジソ」もある。 |
原産地 | ヒマラヤ、ビルマ、中国南部 |
生育 | 強健で栽培容易。肥沃な土地で日当たり、排水よく。種子は3月下旬~4月上旬に直播。こぼれ種でも殖える。葉はバッタの大好物。 |
利用 | 大葉や花穂紫蘇、発芽したての芽紫蘇は、香味野菜として刺身のつまや天ぷらなどに、赤紫蘇の葉は梅干しなどの色づけに使ったり、乾燥させてふりかけなどに用いられる。穂紫蘇は漬物にされる。種子からはシソ油が取れ、食用になる。「赤紫蘇」の葉と実は薬用になる。 |
名称 | 赤紫蘇(あかじそ) |
---|---|
学名 | Perilla frutescens var. crispa f. purpurea |
特徴 | 茎葉が赤紫色で花は淡紫紅色。葉の縮みはない。 |
名称 | 青紫蘇(あおじそ) |
---|---|
学名 | Perilla frutescens var. crispa f. viridis |
特徴 | 茎葉が緑色で花が白~薄紫色。葉の縮みはない。 |
名称 | 縮緬青紫蘇(ちりめんあおじそ) |
---|---|
学名 | Perilla frutescens var. crispa ‘Viridi-crispa’ |
特徴 | 茎葉が緑色で花が白~薄紫色。葉に縮みが入る。 |