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最終更新日:2018.12.20
スイカズラ科
 
Patrinia(パトリニア)
オミナエシ属
パトリニア属
名称

オトコエシ(男郎花)

学名
Patrinia villosa
名の由来
「オトコエシ」は、「オミナエシ」に比べて茎が太く、毛が多く生え、力強く男性的なイメージがあることから。
性状
多年草/ロゼット状で越冬
大きさ
高さ:60〜120cm/葉身長:3~15cm/花径:3〜4mm
形態
地表に匍匐枝を伸ばして増える。若いうちはロゼット状の根生葉で過ごす。全草に特有の腐敗臭がある。根生葉は切れ込みの深い羽状複葉。実生3年めくらいの初夏頃から茎を直立させ、上部で分枝する。茎生葉は、単葉で被針形〜3深裂し、裂片には鋸歯があり、対生する。下部の根生葉は花が咲く頃には枯れる。8〜10月頃、枝先に散房花序を作り、白色の小花を多数咲かせる。花冠は5裂し、雌しべ1本と雄しべ4本がつく。果実は痩果で、円形の翼(小苞)がある。
原産地
日本(北海道~九州)、中国、東アジア
生育
山野に自生する。強健で栽培容易。日当たり水はけ良く。
利用
根は薬用に利用される。
オトコエシ
東京都文京区、小石川植物園
2008.7.29
オトコエシ
東京都文京区、小石川植物園
2008.7.29
オトコエシ
東京都文京区、小石川植物園
2007.10.6
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