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最終更新日:2019.2.15
タデ科
 
Persicaria(ペルシカリア)
イヌタデ属
ペルシカリア属
名称

イヌタデ(犬蓼)

アカマンマ(赤まんま)
学名
Persicaria longiseta
Polygonum longiseta
名の由来
「イヌタデ」は、よく似た「ヤナギタデ Persicaria hydropiper」が 香辛料になるのに対し、役に立たないことから。
「アカマンマ」は、子供のままごとで、花(萼)をこそげとったものが飯に見立てて、使われることから。
性状
一年草
大きさ
高さ:20〜40cm/葉身長:3〜8cm/葉柄長:0〜0.8cm/花序長:2〜5cm/花径:3〜4mm
形態
茎は直立してやや分枝し、赤味を帯びることが多い。葉は披針形で、全縁で、互生する。葉の基部には筒状の托葉鞘があり、縁には長い毛がある。6~11月頃、茎頂に薄桃色〜濃桃色の穂状花序を作る。花弁に見える部分は萼で、先端が4〜5裂する。蕾、花、花後の状態がすべて同じような色合いなので、長期間花が咲いているように見える。果実は3稜形の痩果で、花被に包まれたまま光沢のある黒褐色に熟す。
類似
オオイヌタデ」は、托葉鞘に毛がなく、茎の節が膨らむ。花序は長く先が垂れる。
原産地
日本(北海道~沖縄)、中国、朝鮮半島、ヒマラヤ
生育
湿気の多い野原や土手、水田地帯の用水路などに自生する。
イヌタデ
千葉県千葉市、畦
2012.10.13
イヌタデ
千葉県千葉市、畦
2012.10.13
イヌタデ
千葉県千葉市、畦
2012.10.13
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