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最終更新日:2021.6.15
ツバキ科
 
Schima(スキマ)
ヒメツバキ属
スキマ属
名称

ヒメツバキ(姫椿)

イジュ(伊集)
スキマ・ワリキー
学名
Schima wallichii
ヒメツバキ(姫椿)
Schima wallichii subsp. mertensiana
Schima mertensiana
Schima boninensis
イジュ(伊集)
Schima wallichii subsp. noronhae
Schima wallichii subsp. noronhae var. superba
Schima wallichii subsp. liukiuensis
Schima superba
Schima noronhae
Schima liukiuensis
Schima superba var. kankaoensis
Schima wallichii
名の由来
小笠原では「ヒメツバキ」、沖縄では「イジュ」の名で呼ばれる。それぞれを別種とするか同種とするかは諸説あって詳細不明。
性状
高木/常緑
大きさ
高さ:10~20m/葉身長:10~13cm/葉柄長:10~20mm/花径:45~55mm/果径:1.5〜2cm
形態
樹皮は暗褐色で大きな皮目がある。葉は先が細く尖った長楕円形〜長卵形で、表面に鈍い光沢がある薄い革質で、全縁または浅い鋸歯があり、枝先に集まって輪生するように互生する。3~6月頃、枝先の葉腋に白い花を咲かせる。蕾はほぼ球形。花弁は広卵形で、椀形に丸まっており、5〜6個。花は平開し、雄しべは基部で合着し、葯は濃黄色。果実は扁球形の蒴果で、翌秋に熟すと木質の果皮が5裂して、種子を出す。種子は扁平で翼を持つ。
品種
地域ごとに変異が多く、別種として分類されることもある。
原産地
日本(奄美大島、沖縄、小笠原)、台湾、東南アジア
生育
山地の明るい林内や林縁に自生する。
利用
庭木、公園樹。材は建築、家具、器具などに用いられる。樹皮にはサポニンが含まれ、かつては魚毒法の漁に利用された。

品種(?)

特徴
おそらく小笠原原産の「ヒメツバキ(姫椿)」と思われる。葉は青味のある深緑色でほぼ全縁。
ヒメツバキ
東京都江東区、夢の島熱帯植物館、温室
2005.6.11
ヒメツバキ
茨城県つくば市、筑波実験植物園、温室
2021.5.26
ヒメツバキ
東京都江東区、夢の島熱帯植物館、温室
2021.6.5
ヒメツバキ
東京都江東区、夢の島熱帯植物館、温室
2005.6.11
ヒメツバキ
茨城県つくば市、筑波実験植物園、温室
2021.5.26
特徴
おそらく沖縄原産の「イジュ(伊集)」と思われる。葉は明緑色で鋸歯がある。
ヒメツバキ
千葉県千葉市、店舗
2021.6.3 210603_004
ヒメツバキ
千葉県千葉市、店舗
2021.6.1
ヒメツバキ
千葉県千葉市、店舗
2021.6.3 210603_004
ヒメツバキ
千葉県千葉市、店舗
2021.6.3 210603_004
ヒメツバキ
千葉県千葉市、店舗
2021.6.3 210603_004
ヒメツバキ
千葉県千葉市、店舗
2021.6.1
ヒメツバキ
千葉県千葉市、店舗
2021.6.1
ヒメツバキ
千葉県千葉市、店舗
2021.6.3 210603_004
NOTE
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